青春18きっぷ一人旅2008 4日目 広島から山陰・鳥取へ

※2008年の話です。これまでの話はこちら



2008年8月28日(木)


始発に近い電車に乗るのでAM4時台には起床。といってもネットカフェに泊まったので熟睡できる環境になく、ほぼ寝ないで出発。日常生活なら身体のだるさが出るところだが、一人旅の高揚感でアドレナリンが出ているのか、身体は意外とピンピンしている。この時は20代半ばだったが、30代後半の低所得おじさんになった今でも旅中は寝てなくてもピンピンしている。ネタ作りで徹夜した翌朝は「オェ~!!うううううオオオエ~!!!」と嗚咽連発するぐらい怠くなるのとは大違いである


広島駅に向かい、ガラガラの始発電車に乗り込む。長時間移動なのでネットカフェで寝れなかった分、車内で寝ればいい…と思ったが、冷房が強すぎて寒くて寝れず…



広島 5:53発 山陽本線
糸崎 7:14着

糸崎 7:16発 山陽本線
岡山 8:47着

岡山 9:11発 津山線
津山 10:36着





津山駅で1時間の乗り換え待ち。改札を出て周辺を散歩しようかと思い、駅正面にあった地図を見る。津山城跡に興味を持ったが、少し歩きそうだったので断念。駅前のベンチに座り、次の電車まで待機



津山 11:37発 因美線
智頭 12:43着

智頭 12:56発 因美線
鳥取 13:40着





広島から約7時間かけて鳥取到着。臭いケツが蒸れて増して臭くなるほどの長時間乗車だったが、途中乗った津山線・因美線から見える景色が、心が汚れた私でも感じるぐらい素敵で癒された。森林の中に入っていく感じが都会暮らしの濁りまくった汚人間である私には非日常的で、今までの青春18きっぷの旅で乗った電車の中でも記憶に残る電車であり、上位5本には入る。別に上位5本を決めてるわけではないが…


鳥取駅から路線バスで移動。約20分乗車して鳥取砂丘へ







想像してた以上のデカさに衝撃を受ける…。「砂丘って言ってもほんのちょっとだけだろ…」と思ってたのだが、こんなバカでけえ砂丘だったとは…

写真を撮った後に気づいたが、三枚目の写真をよく見ると『SOS』の文字

気づいてあげれなくて申し訳無い…。御達者で…


砂漠らしくラクダもいた。勿論自然のではなく、ラクダに乗れる的な観光業に使われて連れてこられたやつだ

乗る勇気も願望も無いが、写真は撮りたいなと思い、デジカメ片手に近づいていくと

「ラクダ写真撮っちゃダメだよ。有料だから」

と見知らぬおじさんがラクダの係のおじさんに注意されていたので写真は断念

イベントに来てるアイドル・タレントみたいだな…





隣接している砂丘会館に入り、土産屋を覗く。12年前の事なので記憶が曖昧だが、たしか21世紀梨ソフトクリームを食べた気がするんだが…

それとも21世紀梨キャラメルを買ったか…

う~ん…



時刻は夕方。路線バスに乗り、鳥取駅に戻る。今晩の宿は鳥取駅周辺にあるネットカフェと決めている。チェックインするまでの数時間の間に晩飯・風呂、そしてコインランドリーでこれまで着た服の洗濯を済ませたい。優先順位的にまず風呂だ

旅出発前に鳥取駅周辺で銭湯的なものがないか調べ、電車で数駅隣りのところに『浜村温泉』というのを発見。駅からも徒歩圏内で行きやすそうで、ここに向かう事にする



鳥取 18:03発 山陰本線
浜村 18:33着





浜村駅から5分ぐらい歩いたところにある『浜村温泉館気多の湯』に入る。温泉タオルなども購入して総料金650円(当時)

時間帯が良かったのか、空いていて風呂も股間おっぴろげの王様入り。最高に気持ちがよかった…



浜村 20:26発 山陰本線
鳥取 20:53着



鳥取駅に戻ってコインランドリーで臭い安服たちを洗濯。これで旅を続けられる

晩飯は鳥取名物が食べたかったが、鳥取名物がすぐに思い浮かばなかったのと周りに店が無かったので、街道沿いにあったすき家に入って簡単に済ませる

昨日なか卯、今日すき家。普段と何も変わらねえじゃねえか…

そしてネットカフェに入り、漫画など見向きもせずに横になって一人旅4日目を終える



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