北海道&東日本パス一人旅2017 6日目③ 旅の最後はサッポロビール園

※書いているのは2023年ですが、2017年の話です。これまでの話はこちら



2017年8月29日(火)


東京を出発して6日目、北海道&東日本パスの有効期間は7日間、長い一人旅もフィナーレを迎えようとしている

旅最後の夜はサッポロビール園に行って、スーパー冷たいル~ビ~で一杯やって一人打ち上げをする

当初は園内にあるサッポロビール博物館で、ガイド付き施設見学&ビール試飲ができる『プレミアムツアー』(事前予約制・有料)に参加するつもりだったのだが、旅出発前にホームページで予約状況を確認した時には、すでに満員になっており予約できず

全国的に酒蔵巡りが以前より人気になっている印象で、サッポロビール博物館に限らず有名どころの酒蔵&工場の見学ツアー予約を取るのが難しくなってきている。ちなみに旅5日目に行ったニッカウヰスキー余市蒸溜所(ブログ)は、早めに予約をしていたので何とかなったが…

酒蔵の見学ツアーに参加するメリットは、私のようなド貧乏低所得おじさんには手が届かない高級酒が、無料あるいは激安料金で試飲できることで、これまで「うめえ酒が飲めるだ、えへへへ」と思いながら各地の酒蔵巡りをしてきた

どうやら世の中に酒蔵巡りの良さがこれまで以上にバレてしまったようだ…

無念だが無料見学ができるとこだけ巡ることにする


福住    17:26発 札幌市営地下鉄東豊線
東区役所前 17:44着





早速スーパー冷たいル~ビ~…ではなく、先に博物館を見物させていただく


「なななな何んだってえええ!!!?」


受付の方に行ってみると、『プレミアムツアー空きあり』の文字が…

私はイレ込み気味の前のめりで受付の方に尋ねる


「プププ…プレミアムツアーって…、ハァハァ、ネネネ…ネット予約だけじゃないんですか?ハァハァ…」

「18時30分からのツアーなら空きがございますのでご案内できます」


こんなミラクルがあるのか…。私は即断で参加料500円を払ってプレミアムツアーに申し込む





18時30分からのツアー参加者は、ご年配の御夫人2人組・中国人観光客カップル・私のメンバー構成

(意外と少人数なんだな…)

女性案内員の方の説明を聞きながら博物館を見て回る





そして念願の試飲タイム

試飲の前に案内員の方が、美味しい缶ビールのグラスの注ぎ方を実演でレクチャーしてくださる

こりゃありがたい!と思って、当時は真剣に見ていたのだが、6年経った今では全く思い出せないのが現実である…

案内員の方は、自ら注いだビール入りグラスを持って

「それでは誰か一人に味の違いを確かめていただきましょうか?飲みたい方いらっしゃいますか?」

案内員の方が素敵な笑顔で言うも、私含め参加者全員引っ込み思案なのか、誰一人立候補せず…

「どうですか?(笑)」

このままでは永遠に物事が進行していかなそうだったので、元気の無い挙手をして立候補することに…

ビールを受け取って一杯いただく

「あぁ…、違いますね…。美味しいです…」

大して味の違いも分かっていなかったのだが、波風立てない無難なセリフを口にしてことを済ます。ただビールは間違いなく美味しかった

続いて目の前に昔の製法で作ったサッポロビールと現在のサッポロ黒ラベルが注がれた2つのグラスが置かれ、全員で飲み比べ試飲(上写真参照)

(どっちもうめえだ…、注ぎ方関係なく黒ラベルは最高にうめえだ…)

計3杯もビールをいただき、気持ちよくなったところでプレミアムツアーが終了

最高の旅の締めとなりました



東区役所前  20:28発 札幌市営地下鉄東豊線
豊水すすきの 20:38着



すすきのに移動。今晩はすすきのの一泊3,000円の安宿に泊まる

チェックインする前にすすきのの繁華街で札幌グルメを楽しもうと思い、ジンギスカンを食べようとするも、どこの専門店も一人で入るにはハードルが高そうで、入店する度胸が無く断念

すすきのを1時間近く歩き回ったが、結局セイコーマートでクリームパンと酒を買ってチェックインしてしまう

旅最後の晩飯がクリームパンって…





買った酒はナポリンサワー

サッポロビール博物館の見学ツアーに参加している時に、案内員の方が「ナポリンという北海道ではポピュラーなジュースがありますので是非お飲みになってください」と言っていたので購入

ビールの苦味&ナポリンの甘さのWアルコールの力を借りて、すんなりと床に就くのであった



つづく



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