2024.4.7 東京~福島競馬場青春18きっぷ日帰り旅打ち 前編



2023年3月に『東京~中京競馬場青春18きっぷ日帰り弾丸一人旅打ち』(詳細は上のYouTube参照、ブログ版はこちら)を行なったのだが、馬券購入レースの本命馬平均着順が13.7着という事故レベルの結果に終わり、もう二度と『青春18きっぷ日帰り旅打ち』は行わないと心に誓った

あれから1年、ボケ~っと自宅のカレンダーを眺めていると、良からぬことを思いついてしまう

「4月の福島競馬開幕週(6~7日)だったら青春18きっぷで日帰り旅打ちができるなぁ・・・」

2024年春の青春18きっぷの利用期間は4月10日までで、ギリギリ期間内であることに気がついたのだ

この瞬間に私の中の病的な部分が疼き出し、懲りたはずの『青春18きっぷ日帰り旅打ち』を脳内で検討しだす

福島旅打ち反対派の与党、賛成派の野党の構図で始まった脳内臨時国会、与野党議員が委員会で激しい論戦を繰り広げる


「もう二度とやらないと議会で決めたのに今頃になって蒸し返すとは何事だ!民主主義の根幹を揺るがすぞ!!恥を知れ!!!」

「長年に渡る貧困を打破するには、やはり旅打ちを行なうしかない。今こそ改革が必要なのです」


議会決議の結果、与野党全会一致で『福島競馬場青春18きっぷ日帰り一人旅打ち』を行なうことに決定

私の脳内にはイカれた議員しかいませんでした・・・





旅打ち決行日は4月7日(日)、福島競馬場指定席も先行抽選で無事当選、往復の鈍行列車乗り換えタイムスケジュールも作成した

あとは青春18きっぷを確保するだけである

今回は日帰りで1回分しか使用しないので、JRの駅で新品(5回分)の青春18きっぷを購入するのではなく、ネットオークションあるいは新宿駅周辺の金券ショップで1回分の青春18きっぷ(4回分は使用済み)を購入する

金額面でも1回分を買った方が正規の発売額(12,050円)より遥かに安く買えるので、低所得おじさんである私にとっても好都合である

昨年の『中京競馬場青春18きっぷ日帰り旅打ち』の時は、ヤフオクで3,500円(1回分)で落札したので、その金額を落札基準額とし、連日オークションサイトをチェックする

しかし、出品されているものは4,000円台前半ばかりで、落札できぬまま時が過ぎていく

「妥協して高めの額で落札するか・・・。ネットオークションは諦めて金券ショップに行くか・・・。ただ金券ショップに行ったとしても1回分が必ず売られているとは限らない・・・」

決断を迫られながら、今日もダニまみれの臭い毛布に包まりながらヤフオクを眺めていると、今まで見てきた中で一番安い3,600円の品を発見

「まぁ100円オーバーぐらいなら・・・」

妥協して購入するつもりでクリックして詳細を見る


「ひぎゃっ!!!??????」





「なななななんか知らねえクーポンが適用されて2,600円になっとるだあああ!!??」

クリックすると『ヤフーフリマ』のサイトに移動し、上記の画面が表示される

「ハァハァハァ・・・、ししししらねえ・・・、ハァハァハァ・・・、クーポン・・・、ハァハァハァ・・・」





躊躇することなく即購入、無事に青春18きっぷ1回分を手に入れる

2,600円、つまり片道1,300円で東京から福島に行けるということである

出品者様、ご丁寧な包装ありがとうございます。この18きっぷが無駄にならないよう誠心誠意を尽くして福島の地で闘って参ります・・・





2024年4月7日(日)

朝5時前に起床、昨晩は深夜まで馬券購入レースの事前予想をしていたので2時間睡眠での旅出発となる。ただ旅打ちに行く高揚感でアドレナリンが出ており、睡眠不足の怠さは全く無く、むしろギンギン状態で自宅を出発する

JR駅改札で苦労して手に入れた青春18きっぷにスタンプを押してもらい、東京から鈍行列車で福島を目指す

赤羽駅到着、宇都宮線に乗り換えて本格的に北上していく

赤羽駅の宇都宮線ホームに到着すると、DQN風20歳前後の男2人女1人の旧ドリカム的組み合わせの若者が、線路にペットボトルの中身を捨てたりして騒いでいる

(うわぁ・・・、勝負事前に不愉快なもん見ちまって縁起が悪い・・・)

私はこの旧ドリカムDQNの近くにいたら運気が吸い取られると思い、ホームの端の方まで移動し、電車に乗り込む

この行動が良かったのか、電車に乗り込むとスムーズに3人掛けの端席に座ることができた

今日は良い流れが来ているのかもしれない・・・





赤羽  6:18発 宇都宮線
宇都宮 7:51着

宇都宮 8:02発 宇都宮線
黒磯  8:58着

黒磯  9:08発 東北本線
新白河 9:32着

新白河  9:52発 東北本線
郡山  10:31着

郡山 10:41発 東北本線
福島 11:26着





東京を出発して約6時間、福島駅到着

赤羽から福島まで座席を確保できたことは良かったのだが、宇都宮手前の石橋駅通過した辺りから尿意が襲ってきて、福島駅に到着するまでの3時間半はしょんべんを我慢するという苦しい闘いであった

すでに膀胱パンパン状態で駅トイレに行きたかったのだが、バスの時間が迫っていたので放尿は後回しにする

いざ福島競馬場へ・・・

しょんべんしてぇ・・・



つづく



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