2022.5.24 東京ヤクルト×北海道日本ハム 神宮球場



17時過ぎに神宮球場へ。気温も20度超えでようやくナイター観戦しやすい季節になってきた

暖かくなってくれば、私の尿意も緩和される。自宅を出る前にしっかり放尿をして準備万端で球場に向かったつもりだったが、試合前のスワローズの守備練習を観ている最中に膀胱がもぞもぞしだし、試合が始まる頃には「しょんべんしてぇ…」

私の身体、ぶっ壊れとる…

日々尿意の事を気にしすぎて、精神的なとこからくる尿意イップスなんだろうなぁ…

ヤクルト本社さん、尿意を緩和させるヤクルト241(にょうい)を開発してくれませんかね…

この日もいつものように膀胱をパンパンにしながらの試合観戦となった





交流戦初戦の相手はファイターズ。やっぱり選手よりも『BIG BOSS』に目がいってしまう

筋肉で引き締まったボディーライン、ごっついグラサン…。かっこいいなぁ…

メンバー表交換後の拳の上げ方もキレあるなぁ…。四十肩で腕が上がらなくなりつつある自分とは大違いである…

とりあえず私もBIG BOSSを見習って肩のストレッチをしっかりやろうと思いました





スワローズ先発はサイスニード。初回はランナーを出しながらも無失点で抑えてまずまずの立ち上がり。立ち上がりさえ良ければ5回ぐらいまでは快投してくれるピッチャーなのでとりあえず安堵。6回以降は…。それまでに何とか援護点を…

1回裏スワローズ先頭打者は塩見。登場と同時にいつものように関東GⅠファンファーレが球場内に響き渡る。それを聴いてふと思い出す

(そういえば今日は申し込んでた安田記念当日の東京競馬場指定席抽選の当選発表日だったな…)

試合そっちのけでスマホで結果を確認する

『落選』

この結果が塩見に伝染したのか、ファイターズ先発加藤の緩い変化球を空振り三振…

塩見さん、すみません…





スワローズの4番が村上ならファイターズの4番は同学年の清宮

BIG BOSSに痩せた方がいいと言われたのもあってか、実際に実物を見ると大分スリムになった印象。ただこの日は余計な球に手を出しており、相変わらず安定感が無い

村上とは差が開いてしまったが、清宮にはこのまま終わってほしくない気持ちが強くあるのは何なんだろうか…。贔屓選手でも無いのに…

清宮頑張れ!!あと安田も!!これからだ!!!





試合は松本剛の犠牲フライの1点でファイターズが先制し、そのまま終盤へ

前回観戦のドラゴンズ戦(5月10日)でも0ー1で負けており、嫌な予感が…

とにかくファイターズ先発加藤を打ち崩せない…。殆どの打者が緩い変化球に崩されている。唯一青木が合っている感じだったが2度の走塁ミスで台無しに…

加藤はピッチングも素晴らしかったが、バッティングも第1打席では10球粘り、第2打席で初球バスターエンドランを決めて躍動する。BIG BOSSが8番に入れるだけあるだ…

(もう0-1の試合は見たくないんだよ…。観戦してて全然楽しくないんだよ…)





低所得おじさんの悲痛な思いが天に届いたのか、8回裏2アウトから代打内山壮真がファイターズ2番手堀からバックスクリーンに同点ソロホームラン。しかもプロ入り初本塁打

昨年のフレッシュオールスターMVPもそうだが、こういうとこで打つんだもんなぁ…。スター性あるなぁ…

とりあえず2試合連続0-1負けの試合を見ずに済んだので機嫌が良くなる。ただ1-1のまま延長戦に突入。時刻は21時を過ぎている…

(早く帰りたいからおねげえしますだ…)

私のこの願いが間違った方向で届いてしまったのか、10回表ファイターズの攻撃ノーアウト満塁

(そっちの方じゃねえんだよ!!)





終わったな…と思いつつ、ノーアウト満塁の絶望的な場面で投手交代で出てきたのは田口。今シーズン、何度も満塁のピンチを抑えていて自責点も未だ0点

でもさすがに田口でもこの場面ではしんどいでしょうよ…

最初の打者清宮を高めストレートで空振り三振。まぁ今日の清宮のデキだったら想定内ですよ…

続いて万波をショートハーフライナーで打ち取り2アウト。長岡もよくタイミングを合わせてキャッチしてくれた

(おいおいおい…。ひょっとするのか…)





3人目は宇佐美。元ジャイアンツ対決

カウント3-0になり、ここまでか…と思ったが3-2フルカウントまで持っていく。宇佐美も四球狙いじゃなく積極的に打ってくる

(おいおいおい…。あるのかこれ…)

そして田口の20球目、高めのストレートを宇佐美空振り三振

すげえもんを見させてもらっただ…

まさに『田口の20球』

余りにも凄かったので、帰宅後に録画してたフジテレビONEの中継を見直したが、田口のストレートが浮き上がってたし、1球投げるごとに雄叫びのような声を出していた。万波に投げた2球目が自己最速の151キロ。中継解説の岩本勉さんが「火の玉ストレート」と言っていたが、まさにその通りだった…





田口の作った流れから、11回裏に村上が4番の風格で一発で決める

清宮に「これが4番だよ」と見せつけるかのように…

ヤ3×ー1日

いやぁ…。いい試合を観させてもらっただ…

『田口の20球』を観ただけでもチケット代(1,800円)以上の価値があった

4時間しょんべんを我慢し続けて良かったぁ…。報われた…

膀胱をパンパンにさせながら、満足げに神宮を後にするのであった



2022年スワローズ戦観戦成績4戦2勝2敗



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