北海道&東日本パス一人旅2017 6日目② 札幌ドームで12球団本拠地球場コンプリート
※書いているのは2023年ですが、2017年の話です。これまでの話はこちら
2017年8月29日(火)
昼過ぎにノーザンホースパークから再び新千歳空港に戻る
札幌競馬場で旅打ち、余市で美味いウイスキーを飲み、裕次郎記念館で憧れの石原軍団を感じ、そしてノーザンホースパークでかつての名馬たちとふれあい、夢のような時間を過ごし、今回の北海道の一人旅で思い残すことは…
あとひとつだけ…
新千歳空港 14:00発 JR快速エアポート141号
札幌 14:37着
さっぽろ 14:54発 札幌市営地下鉄東豊線
福住 15:08着
『プロ野球12球団のフランチャイズ球場(1軍)を全て行く』
私の人生の目標のひとつであるのだが、これまで広島市民球場&ほっともっとフィールド神戸を含む11球団13球場を訪れ、今回の札幌ドームで12球団コンプリートとなる
念願の札幌ドームを目の前にして感無量
ところが!2023年から日本ハムの本拠地が新球場・エスコンフィールド北海道に移るので、12球団コンプリートは取消となる
また行かなくちゃいけないのか…。人生の道のりは険しい…
この日はファイターズの試合は残念ながら行われていなかったのだが、球場内施設を見学できる『ドームツアー』なるものがあるということで、16時からの回のツアー参加チケットを購入(ドームの展望台との共通券)
通常料金1,250円なのだが、さっぽろテレビ塔の入場券を提示すると割引になるので1,130円で購入
開始時間まで30分近くあったので場内を散歩して時間を潰す
(でけえだ…)
コンサドーレ札幌が使用するサッカーコート置き場を見て、広大さにただただ呆然とし、ファイターズショップに寄って杉谷選手の下敷きを購入する
陽気な面だけじゃなく真面目さもあって好感が持てる選手なので杉谷グッズを選択したのだが、今になって思うと…
「何故大谷グッズを買わなかったんだ!」と後悔が…
このブログを書いている数日前に行われたWBC強化試合・侍ジャパン×阪神(2023年3月)の強烈な2本のホームランをテレビで観てしまったので余計に思ってしまった…
大谷さんは、この年(2017年)が日本最終年…
ここはSHOHEI OHTANIグッズだったろうが…
定刻となり集合場所に向かう。ツアー参加者は御婦人とその娘さん(20歳前後)、そしてどこの馬の骨だかわからない汚い身なりの私…
3人!?
(少なっ!?そして気まずっ!!)
10人ぐらい参加者がいるかと思い、存在感を消しながらこっそりと見学させていただこうと思っていたのだが、これじゃあ私の不審者感が前面に出てしまうじゃねえか…
しかもツアーの案内員の方も女性なので、不審者感がさらに際立つ…
とりあえず恥ずかしかったので微妙に距離を置きながら、案内員の方と母娘の後をついていく
グラウンドに入れていただき、ベンチに座りブランドン・レアード気分になり、監督室で栗山監督の残り香を必死に感じ、選手控室&風呂場まで見させてもらった
ここまで見せてもらえるとは思っていなかったので、嬉しさのあまり両乳首が隆起するぐらいのフル興奮
ただその感情を表に出してしまうと母娘さんに「あの不審者みたいな男こわい」と恐怖感を与えてしまうと思ったので、冷静を装って無表情で感情を抑える
ブルペンにも入らせていただいた。ホームベースの位置にストラックアウトのボードが置いてある
嫌な予感が…
「それでは一人ずつストラックアウトに挑戦してもらいましょう」
女性の案内員の方が素敵な笑顔で言った
(恥ずかしい…)
ツアー参加者多数だったら立候補制とかだったかもしれないが、3人なので全員にターンが回ってくる形に…
立候補制だったら、勿論立候補していない…
先に母娘それぞれが投げるもボールがボードに届かず当たらず
そして案内員の方からボールを渡される
とりあえず目立たぬよう無難に終わらそうと思い、キャッチボールの延長線上のようなモーションで投げる
こういう時に限って2番に命中してしまう…
案内員&母娘、みなさんから拍手をいただく
(恥ずかしい…)
高校まで野球(公立のスーパー弱小野球部)をやっていたが、練習試合でライトを守っていた時に、何でもない外野フライを落球して、監督に怒鳴られ途中交代させられてから、完全に捕球&送球イップスになっていたのだが
何故こんな時に限って当たってしまうんだよ…
ツアーが終わったのが16時45分頃、ドーム展望台の営業時間は17時まで
せっかくの共通チケットなので急いで展望台に行くことにする
場所はドームの天井に近い場所にあり、球場内のロングエスカレーターに乗って向かう。グラウンドが一望できるエスカレーターでアトラクションのような感じで乗りごたえがあった
残り10分切ったところで展望台到着、さすがに母娘の姿はここには無かった
2~3分ほど景色を眺めて、逃げるように球場を出ていく
恥ずかしさと感動を味わった札幌ドームツアーであった
※皆様のご支援お待ちしております