2023.3.26 青春18きっぷで東京~中京競馬場日帰り弾丸旅打ちリターンズ プロローグ



写真は2017年3月に青春18きっぷ(JR線普通列車乗り放題)を使用して、東京~中京競馬場日帰り旅打ちを行った時に撮影したものである

朝4時台に東京を出発して、昼に中京競馬場に到着、5時間後には帰りの鈍行列車に乗り、23時過ぎに東京に帰ってくるという弾丸旅打ちであった(ブログはこちら


「過去の自分を超えなければ成長無し」


昨年(2022年)12月の歴史的競馬大惨敗(詳細はこちら )以降、馬券成績が一向に上昇してこないことで、何か打開策はないかと考えた時に、上記の言葉を思うようになる

そして私が出した結論が…

6年ぶりに『青春18きっぷ中京競馬場日帰り旅打ち』を行い、過去の自分を超えて成長&現状打破するというものであった

ちなみに2017年の中京競馬場旅打ちの収支は+1,980円

これが「過去の自分」だとするならば、その辺の子犬でも飛び越えられそうなハードルの低さである…

こんな歯糞のようなしょうもない過去の自分を超えたとして、何の価値があるのかとも思ったが、超えぬよりは超えた方が何かしら良いだろうと思い込むようにして、旅打ち計画を進めていくことにする





決行日は3月26日(日)、6年前と一緒の高松宮記念当日の中京競馬場

JRAカード会員パワーで指定席抽選を突破し、第一関門クリア

問題は第二関門の『青春18きっぷ購入』である

普通に購入したら12,050円(5回分)かかるが、今回は日帰りで1回分しか使用しないので、ネットオークションで1回分の青春18きっぷの落札を目指す

これならば通常価格より大幅に安く購入することができる

高額で落札をしたら格安の青春18きっぷで行く意味が無くなるので、落札の上限額は3,800円までとする

もし該当額で落札できなかった場合は、旅打ち自体を断念、購入した競馬場指定席もキャンセル(前日までキャンセル可)する

毎日オークションサイトをこまめにチェックする日々

ただ出品されているものは4000円以上するものばかり…

正直3,000~3,500円ぐらいで落札できるものと思っていたので想定外であった

青春18きっぷを落札できぬまま時だけが経過し、決行日まで一週間を切ってしまった…

落札して入金手続き&配送時間を考えるとタイムリミットは迫っている


(さすがに3,800円未満じゃ厳しいだろ…。妥協して上限額を上回る品を落札しちゃえよ?馬券を当てて補填すればいいじゃねえかよ?えへへへ)


私の心の中の小さなギャンブル依存症おじさんがワンカップ大関を片手に妥協案を持ちかける


(バカ野郎!!ふざけたこと言ってんじゃねえよ!!物事ブレたらおしまいなんだよ!!大体な、中京競馬場に行ったって成長なんかしねえよ!!お前みたいなじじいに伸びしろなんてもうねえんだよ!!断念しろ!!!)


私の心の中の小さな低所得おじさんがパックの鬼ころしを片手に大激怒しながら中止案を持ちかける

この板挟み状態の中で、私の気持ちは旅打ち中止案に傾きつつあった


「まぁ…現状旅打ちに行けるような財政状況でもないし、この時期に無理して行かなくてもいいわな…。自宅でじっくり考えて予想した方が当たるだろうし、今回は止めて…


ぬおおおお!!!!????」


3月21日(火) AM0時過ぎ

ヤフオクで突如『3,500円(即決)』という品が現れる

(ウソだろ…、お前は本物なのか???)

送料・発送日などの点でトラップが仕掛けられているんじゃないかと思い、事細かく説明文をチェックしたが、問題点は見つからなかった

こ、こここれは…


「ちぇすとおおおおおおおお!!!!」


落札完了

少しでも早く購入手続きを完了させるためにクレジットカードで購入を済ませようと思ったら、支払方法の欄に『クレジットカード払い不可』と書いていることを落札後に気づく

慌てて近所のコンビニにミニ四駆ばりのスピードで駆け込み支払いを済ます(3,500円+手数料100円)





決行日の3日前(3月23日)に品が届く

これでようやく闘いのスタートラインに立った

旅打ちを諦めかけていたが、土壇場で青春18きっぷが手に入るというドラマティックな展開は、完全に私が中京競馬場で栄光を手にするフラグに違いない…

ギャンブルの神様が私に行きなさいと言っているのだ…

1,990円以上勝って過去の自分を超えるために、いざ名古屋へ…



つづく



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