2023.6.9 埼玉西武×東京ヤクルト ベルーナドーム
スワローズの勝ちを観る為、県境を越えてベルーナドームへ
自宅から西武球場前駅までの電車乗り換えが楽なので、ライオンズ×スワローズの交流戦がベルーナドームで行われる時は、毎回1試合は観戦をしている。まぁ乗り換えが楽と言っても自宅~神宮球場の倍以上の時間はかかるのだが…
今でこそ野球一人観戦が常となっているが、初めて一人観戦をしたのが西武ドーム(当時)で、1998年の西武×横浜の日本シリーズ第3戦、当時は道端に捨てられたエロ本で興奮していたピュアな高校一年生であった
横浜先発は三浦現DeNA監督、西武先発は当時好きな投手だった潮崎、私はレフトスタンドの石井琢朗応援旗の側の芝生席で観戦をしていた
あれから25年、当時西武の大スターだった松井稼頭央が西武の監督となり、ピュアな高校一年生だった私は底辺の低所得おじさんとなった…
どこで人生を踏み外したのだろうか…
ベルーナドームに来たのは4年ぶりになるが、球場敷地内に立派なクラブハウスや大きいグッズストアが新たに建てられていたり、堤義明会長の大豪邸の庭にありそうなバカでけえライオン像が作られていたりと球場施設がアップグレードされていた
西武グループさん、意外と景気いいっすね…。西武新宿線地下化も期待してます
この球場の一番良いところは、駅が隣り合わせで近いこと
スワローズが負けた時は、試合終了と同時に逃げるように電車に駆け込めるので非常に助かる
今日はそうならないことを願いたいが…
本日の席は奮発して3,500円の1塁側内野席
神宮球場の内野席と比較して、席の幅は広いし、プラスチック席ではなく、クッション席で座り心地も良い
ただ残念なのは内野席がネットに覆われていること。確か4年前は無かったような…。極端に観にくいわけではないのだが若干臨場感にかけるか…
ベルーナドームで毎度食べるのが『ドーム焼き』
ベルーナドームの形をした大判焼き・今川焼で、カスタードクリームが濃厚で美味しい。行きの西武線乗車時から3個は買おうとイレ込んでいたのだが…
これまで販売していた店(球場内一塁側通路)が別のテナントに替わっていて売っておらず…
場所が替わったのかと思い、球場内をウロチョロ歩き回ったのだが結局見つからず食べれなかった…
帰宅して調べて見ると、サーティーワンアイスクリームの店舗で販売していたとのこと
気づかなかっただ…
やはり競馬予想同様、前調べはしっかりしておくべきであった…
ドーム焼きを探し求め、歩き疲れて汗まみれに…
帰宅後に明日の土曜競馬の予想準備をしなければならない為、アルコール類は飲まないつもりだったが、「冷てえ酒を飲まなきゃ干乾びて死んじゃう」と私の五臓六腑がSOSを出しており、狭山緑茶ハイ(650円)を買ってしまう
優しい味で沁みるだ…
思いのほか、カップが大きく、たくさんの量が入っていて、この1杯だけで試合最後まで楽しむことができた
そろそろ試合の話を…
スワローズ先発はピーターズ、手薄な先発陣の中でも比較的安定しており、ある程度試合を作ってくれる。ただスタミナが無いので毎度5~6回辺りで雲行きが怪しくなってくる
何とか序盤のうちに2~3点取って楽に投げさせてあげたい…と思っていた矢先に、1回表先頭打者山田が初球をレフトフェンスダイレクトの三塁打、続く青木がタイムリーで早々に1点先制
その後もライオンズ先発隅田を攻めて、1アウト2塁1塁のチャンスを作る
今年滅多にない大量得点のスーパーチャンス到来!!今日の隅田の調子ならいける!!
試合を決めてしまえ!!!
男子中高生がエロ本を見るような熱視線でスワローズ選手を見るめるも、私の期待に応えてくれないのが今年のスワローズ打線…
計20分の長い攻撃時間を要して、結局青木のタイムリーの1点のみで攻撃終了…
あと一本が出ないのが今年のスワローズである…
嫌な流れは1回裏にも伝染し、ピーターズがピンチを招く
結果的に無失点で抑えたものの、ピーターズが崩れるのは時間の問題のような…
1回表裏だけで約40分…
なげえだ…。勘弁してくれよ…
2回表、先頭のオスナがヒットを打ち、初回に続きノーアウトのランナーが出る。またしても攻撃時間が長くなりそうだが、スワローズの攻撃だったら大歓迎である
バッターは三ツ俣、ここは送りバントでしょうと私は思うも、高津野球の傾向的に序盤で送りバントはしてこないので、恐らくヒッティングになるだろう
結果は三ツ俣三振&オスナ盗塁死ゲッツーの最悪の形となり、得点できず攻撃終了
三ツ俣の打力を考えたらバントで良かったと思うんだが…
好機を逃すと相手に流れが行くのが野球のセオリーで、2回裏にあっさり逆転される…
長谷川のソロホームランの後に平沼がヒット、古賀悠斗がしっかりと送りバントを決めて源田が逆転タイムリー
『打』が弱けりゃ送りバントすべきなんだよ…
不貞腐れながら狭山緑茶ハイをチビチビ飲む
その後は両チームとも無得点のまま試合が進んでいく
スワローズ打線が点を取る気配が無いので席を立ち、球場グルメを楽しむことにする
ドーム焼きを求め球場内を彷徨っていた時に目に入ったのが『100時間カレー』(900円)
100時間煮込んだカレーは間違いないだろう…。私だって競馬の予想に100時間かけたら当たる自信がある
100時間カレー一択で店に向かうも『売り切れ』の文字
これが今日の流れなのか…
別の店(もうら食堂)で『鶏もも唐揚げ丼』(900円)を購入
鶏皮パリパリ、肉ジューシー、タレも甘辛で良し
これはこれで大当たりであった
あとはスワローズが得点をしてくれたらと願っていたが…
結果的に唐揚げ丼を食べている時がこの日一番の幸せのピークであり、試合は何も起こることなく1-2のままスワローズ敗戦
神様が永遠に不調だとチームが機能しねえだ…
最後のバッター内山壮真の当りがボテボテと判明した瞬間に席を立ち、逃げるように駅に駆け込む
山川・中村不在のライオンズにも勝てないのだから重症だ…
帰りの西武線の中でスワローズの弱さを嘆いていたのだが、翌日・翌々日はスワローズが勝利
スワローズが負けたのは私の負のオーラのせいなのかもしれません…
※皆様のご支援お待ちしております