青春18きっぷ一人旅2018 2日目① 道行けば妖怪、境港・水木しげる記念館
※書いているのは2023年ですが、2018年の話です。これまでの話はこちら
2018年8月25日(土)
写真は早朝5時台の鳥取駅である。5時49分発の山陰本線に乗るために4時過ぎに起床し、宿泊した1泊2,000円の激安カプセルホテルをチェックアウトして、道中のローソンで白バラコーヒー&こしあんぱん(計202円)を購入した後に撮影したものが上の写真である
天気は晴れ、前日は台風の影響をもろに受けて電車移動に苦しんだが、今日はその心配は無さそう
鳥取駅改札で青春18きっぷを提示して、2回目のところにスタンプを押してもらい、2日目の青春18きっぷ旅(別名鈍行列車長時間乗車腰バッキバキ&パンツ蒸れ蒸れ旅)を始める
鳥取 5:49発 山陰本線
米子 8:13着
昨夜の睡眠時間は2~3時間程度で、鳥取~米子間の電車乗車中は寝るつもりでいたのだが、旅の高揚感で興奮しているのか眠れず。ただ旅中は毎度そうなるので想定内である
早々に睡眠は諦め、長い乗車時間を使って昨日梅田駅近くのコンビニで購入した競馬新聞を見ながら、スマートフォンでJRA土曜競馬の予想&購入する
日中は観光などで忙しくなりそうでこのタイミングで馬券購入しまうのがベストであり、かつ2時間半の長い乗車時間のいい時間潰しにもなる
購入を終えた後は田園風景の車窓を見ながら白バラコーヒー&こしあんぱんを食べる。優雅な朝食である・・・
ちなみに『白バラコーヒー』とは、鳥取県のポピュラーな牛乳メーカー(大山乳業)が出しているコーヒー牛乳で、気になったので購入してみた
味は普通の美味しいコーヒー牛乳だったが、『白バラコーヒー』に馬券が当たるスーパーパワーがあると信じて飲ませていただきました
米子駅で鳥取県にゆかりのある漫画家作品(ゲゲゲの鬼太郎&名探偵コナン)のキャラクター電車に乗り換える
そしてこれから向かうのが、ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげる先生が幼少期を過ごした境港である
米子 8:31発 境線
境港 9:14着
境港駅も
境港駅前も
街中も水木しげるワールドであった
境港駅から水木しげる記念館まで徒歩10分程度だが、街のあちらこちらにモニュメントがあるものだがら、迂回しまくりで到着するのに倍以上の時間がかかってしまった
ただ余計にかかった時間は不審者のようにニヤニヤできて幸せなひと時であった
「馬券が当たりますように・・・」
迂回の最後に妖怪神社でお祈りをして目的地である水木しげる記念館へ
まだ営業開始間もない時間であったが、土曜ということもありすでにたくさんの人である
大半がファミリー客の中、きたねえじじいが一人、建物の中に入っていく
ある意味、私の方が妖怪っぽくて記念館にフィットしているような気もするが・・・
入場券は何かの割引サービスを利用して700円-100円引き=600円で購入
1982年生まれの私にとっての水木作品と言えば、1980年代後半に放送されていた吉幾三さんがテーマ曲を歌ってた時の『ゲゲゲの鬼太郎』(エンディングテーマのラストがめちゃくちゃ怖いやつ)、小学校低学年の時にテレビ朝日でやっていた『悪魔くん』も観ていた
ちなみに吉幾三さんが歌っていたエンディングテーマ『おばけがイクゾ~~~』は、じじいになった今でも童心を忘れぬよう定期的に聴いております
歌詞の「お風呂入らぬ臭い子は夜中迎えに来るんだよ」を守って、毎日風呂にもちゃんと入っております
記念館を訪れて5年が経過しているので館内の細かい部分は忘れてしまったのだが、今でも記憶に残っていることが2点
1点目。ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター紹介のパネルで、砂かけ婆が普段はアパート経営をしているという事実を初めて知り、意外過ぎて衝撃を受けた
「何やかんや言って大家が一番強いもんなぁ・・・」
この日以降、砂かけ婆をワンランク上の人物として見るようになった
2点目。記念館内のショップでは水木先生の作品も販売しており、『劇画ヒットラー』という作品を買おうか迷ったことも憶えている
御自身が戦争を経験されたということもあり、妖怪作品同様に戦争に関連した作品も多々あることを今回の記念館見物で初めて知り、水木先生がヒトラーをどのように描いたのか興味がわく
結局お金をケチるという貧乏人特有の悪い癖が出て買わなかったのだが、旅帰宅後にアマゾンのほしい物リストに追加
ただ未だに購入はしていない・・・
欲しいものリストには5年経った今でも入っている
買いますよ・・・。恐らく・・・
じっくり記念館を見物した後は境港駅に戻り、購入した馬券の結果を見る
小倉1R 2歳未勝利 はずれ
小倉4R 3歳未勝利 はずれ
収支 -4,900円
水木先生・・・
じじいになるまでろくに働きもせず競馬ばかりして人生なまけ過ぎて取り返しのつかないとこまで来てしまいましたが、私は大丈夫なのでしょうか・・・
※皆様からのご支援お待ちしております