2023.7.2 白河の関を越えて勝ちたい福島競馬場日帰り旅打ち 前編
2017年からほぼ毎年福島競馬場日帰り旅打ち(2020年はコロナにより断念)を行なっているが、過去一度も勝って帰ったことがない・・・
昨年(2022.7.10 七夕賞当日)に関しては1レースも当たらず大惨敗、行きの湘南新宿ラインが空いていてスムーズに端席に座れたことが喜び&幸せのピークで、以降競馬場に到着してから自宅に帰るまで一度も笑うことなく地獄のような時間となった
そんな辛い思いを毎年し続けているのにも関わらず、今年も懲りずにヘラヘラしながら福島競馬場旅打ちを行なう
脳の思考回路がぶっ壊れてるんだろうなぁ・・・
東京から福島競馬場までの行き方は、電車で栃木県南部まで行き、そこで栃木県在住の同期の元芸人で同い年(1982年生まれ)のじじいであるO氏と合流し、彼の車(写真参照)に乗って福島競馬場まで行くという経路である
福島競馬場には毎回この形で行っており、つまり2017年の初回から全てO氏と一緒に行っているということになる(車のピックアップ場所は年によって異なる)
私が福島旅打ちで勝てないのは、天性の負のオーラの持ち主であるO氏と一緒であることが大きな原因(詳細は2023年日本ダービー・安田記念ブログを参照)になっているのだと思うが、彼と一緒に行くことによって交通費が大幅に安く抑えられるので我慢するしかない・・・
ちなみに車の高速代は・・・
「君は定職についてちゃんとした収入がある。方や私は何の仕事をやっているかよくわからない低所得おじさん。こんな人生が終わっているような弱者にお金を出させるようなことをしたら君に天罰が下るよ?だから高速代も駐車場代も君が出すべきなんだと思う。一緒に弱者に優しい世の中を目指そうよ」
という理由で1円も出さず(今回に限らず毎度)
ただこんなゴミクズ人間の私でも「お金を払わず申し訳無い」と思う気持ちは残っており、近所のスーパーでセール品として売っていたユンケル(118円)をO氏のために差し入れる(1本は私が飲む用に購入)
今年こそ福島競馬場で勝つために対策を講じる
【その1】昨年は間々田駅集合だったが、今回も一緒だと縁起が悪い予感がしたので間々田駅の隣りの野木駅に集合場所を変更。これにより一駅東京寄りで近くなり、かつ電車賃も安くなるので都合も良い
【その2】昨年は七夕賞当日に行ったが、今年はラジオNIKKEI賞当日に変更。七夕賞当日よりは来場客も少ないと思うので落ち着いて競馬に臨めるはず
新宿 7:22発 湘南新宿ライン
野木 8:38着
新宿駅では昨年同様に電車がガラガラでスムーズに端席を確保できた
野木駅でO氏の車に乗車後、ユンケルを飲んでパワーチャージ
ここまで良い流れは作った・・・
甲子園の『真紅の大優勝旗』は2022年仙台育英高校によって白河の関越えが果たされた
私の『競馬勝利』も白河の関越えを・・・
今年こそ大勝利をして、東北新幹線に乗って東京に帰るという夢を抱きながら福島競馬場を目指す
車内はきたねえじじいが二人、1か月前(日本ダービー当日の東京競馬場)に会っているので積もる話など一切無く
※私の「やっぱりシーフードレストラン行くのが夢だよな」話
※O氏の「来月ビアガーデンに行くんだ、羨ましいだろ?」自慢話
※O氏の「勤め先の元社長に水素自動車を買わないか?って言われたんだよ」話
糞みたいな話が続いて時が流れる
いつもなら那須高原SAで放尿休憩を入れるのだが、運転をするO氏は止まる気配を見せず通過する
私「あれ?那須高原で休憩しなくていいのか?」
O「毎回あそこで休憩して負けて縁起が悪いから今日は行かないんだよ」
私「・・・」
私と発想の仕方(間々田駅は縁起が悪いから野木駅集合にする的な)が一緒で恥ずかしい気持ちになる
(こんなどうしようもねえ糞野郎と考え方が一緒なのか・・・)
鏡石SAで休憩、ミニストップでスナック菓子とレモン牛乳アイスをはしゃいで購入
鏡石は福島県だが栃木方面に行くとレモン牛乳系の商品をつい手に取ってしまう
O氏は競馬新聞とカツサンドを購入
「カツサンド食ってゲンを担がねえとな!えへへへ!!!」
年甲斐もなくはしゃぐO氏の表情は醜く、今日確実に負ける人間の顔をしていた
「水素自動車の話はもういいよ!!興味ねえよバカ野郎!!!」
車内は最後まで盛り上がることなく、12時前に福島競馬場に到着
JRA直営の駐車場はすでに満車で、競馬場近くの私営の駐車場に入庫
ただこの駐車場、昨年大惨敗した時と同じ駐車場・・・
競馬場の席(指定席事前購入)は昨年と座席番号まで全く一緒の席だった
嫌な予感しかしねえだ・・・
※皆様のご支援お待ちしております