2023.9.7 東京ヤクルト×読売 神宮球場
9月に入りシーズンも終盤、スワローズはすでにBクラスが確定しており、残り試合は消化ゲーム化しているのだが、CREW招待券ポイント(観戦チケットと交換できるスワローズCREW会員特典)がまだ残っているので神宮球場に行かない訳にはいかない
中央競馬で忙しい土日以外で、かつ胴上げを見させられる可能性があるタイガース戦以外から観戦試合候補をピックアップし、9月7日(金)のジャイアンツ戦の内野指定席チケットをポイント交換する
招待券ポイントに関しては、毎年シーズン終盤の有効期日ギリギリに慌てて使用しているので、今年は余裕を持ってポイントを消費しようと心に決めていたのだが、結局例年通りとなる
根っからの貧乏性でポイントをすぐ使うのがもったいないと思ってしまうのが良くないのだろう・・・
CREW招待券ポイント同様に『スワレージ』もシーズン終盤にしてわんさか余っている
スワレージとは、神宮球場来場・スワローズの勝利・試合チケット&グッズ購入などでポイントが貯まり、スワローズグッズとポイント交換できるCREW会員サービスである(有効期限は同年末まで)
ただこちらはポイントを使うのがもったいないということで余っているのではない・・・
ポイント交換グッズの中に「これ欲しい!」と思えるものが無いというのが理由である
現在スワレージ4600P、どう使おうか・・・
何度も何度も交換グッズリストとにらめっこをし、結論を絞り出してキャップ(2000P)&ランタンライト(2300P)と交換することを決断、球場窓口で交換手続きを済ませゲットする
キャップは何時か被るかもしれないということで、ランタンライトはちょうど小さめの懐中電灯が欲しかったのでその代用としてそれぞれ選択
ちなみにランタンライト、夜中の真っ暗な部屋でスマホやリモコン類を見失った時にフル活用中
役に立つ商品をありがとうございます
本日の席は一塁側のPontaシートより少し上段、内外野全体が見渡せてネットが視界の邪魔にならないナイスな景観、かつ通路側でスーパーナイスな席であった
あとは神宮球場の場合、席幅が非常に狭いので隣りにどういった方が座るかで過ごしやすさが左右される
隣りの席が空いたまま試合が始まる
1回表、1回裏、2回表・・・
隣りの席どころか、この列に自分以外誰も座ってないじゃねえか・・・
試合はどんどん進行していくが、一向にこの列に誰も来ない
前後左右の列はお客さんがすし詰め状態で窮屈そうに座っているのに対し、ここの列はきたねえじじいが一人ポツン・・・
(ここ本当は座っちゃいけない席とかなのかも・・・)
この奇妙な状況に段々と気持ちが動揺していく
(こわいこわいこわい・・・。ひょっとしたら席間違えてるか?)
スマートフォンで改めて席番号を確認、間違いなくここが私の席であった
結局試合終了するまでこのブロックの列に人が来ることはなかった・・・
普通にチケット購入者がいなかっただけなのか、あるいはこの列のチケットを転売目的で購入した糞野郎がいて捌ききれずこうなったのか、それともこの列に一人ポツンと座っている私の姿を見て「こわいこわいこわい・・・、きたねえじじいが座ってるよ・・・」と思われて誰も近づいてこなかっただけなのか・・・
未だ真相は藪の中である・・・
そろそろ試合の話を・・・
スワローズ高橋奎二・ジャイアンツ赤星の両先発の好投でスムーズに試合が進行していき、18時40分時点で3回が終了
(このペースでいけば試合が終わりそうで早く帰れてありがてえだ・・・)
高橋奎二は初回のジャイアンツの攻撃を3分で終わらせてくれて、本日の好投を予感させてくれそうな内容であったが、それ以上に赤星の調子が良さそうでスワローズ打線はヒットすら打てず・・・
そうこうしているうちに岡本の2ランでジャイアンツが先制する
4回表、ここまで良いテンポで投げていた高橋奎二が先頭の丸に対してストレートの四球、そして岡本のレフトスタンドズドンである・・・
試合中盤に制球を乱してやられる、今年の高橋奎二を象徴するような打たれ方である。コントロールより球の強さで圧倒するタイプなのは承知しているが、今年はWBC参加の影響なのか球の強さも無いような・・・
そんな状態の中でも今日の試合7回3失点で試合を作ったのは立派であるが、エースとして期待している投手なだけに物足りなく感じてしまう
まぁシーズンオフにしっかり休んで、2024年春季キャンプで調整すれば球威も戻ってくるでしょう。来季に再期待
驚いたのはジャイアンツ坂本がプロ入り初のサードスタメン出場
「不慣れなサードで最初から上手いこといかないでしょうよ・・・」と思いながらサード坂本の守備を初回から注視、そして場面は4回裏
山田がチーム初ヒットとなる二塁打を放ち、続く村上がタイムリー二塁打(ヤ1ー2巨)
なおもチャンスでサンタナが放った打球は三塁線への鋭い当り
「ぬけたああああああ!!!」
と喜びを表す予定が、サード坂本がスライディングキャッチで捌いてアウト
「サードでも守備糞うめえじゃねえか畜生め!!」
結局この回スワローズ同点に追いつけず・・・
ただ5回表に高橋奎二が三者凡退に抑えて流れを作ると、その裏にオスナのソロホームランで同点(ヤ2ー2巨)
その直後に再びジャイアンツに1点勝ち越されるのだが、好投していた赤星が降板(6回2失点)した辺りからスワローズの攻勢が続き、良い流れがこちらに来ている
長年プロ野球を観ていると試合展開が分かるのである
「スワローズが追いつくのは時間の問題だな・・・」
思ってた展開じゃない!?今日の流れはスワローズが逆転するパターンのやつじゃんか・・・
坂本の2ランでとどめを刺されてスワローズ敗戦(ヤ2-5巨)
(また坂本か・・・)
サードにコンバートしたことで守備の負担が減ったのか打撃が復活しているじゃねえか・・・
そりゃ阿部監督も就任直後に「ショート門脇、サード坂本」って明言するわな・・・
球場がオレンジタオル一色になる前に早々に退散する・・・
巨人の話ばかりになってしまったので、最後にスワローズの話をひとつ
7番レフトでスタメン出場のルーキー澤井、8月18日の観戦ブログ(中日戦)でも彼に触れたが、この日も最初の打席から豪快なスイングが出来ており、3打数2安打の好成績
まだ守備に不安はあるが、打撃に関しては2軍で結果を残しており、このまま経験を積んでいけば2024年は貴重な長距離砲として面白い存在になるかもしれない
ただ2023年10月のフェニックスリーグ守備出場中に長岡と衝突して怪我をした影響が出ているのか、2024年春季キャンプ2軍スタート(西都)なのが気になるところである・・・
※皆様のご支援お待ちしております