2024.5.23 東京ヤクルト×横浜DeNA 神宮球場
ただ今4連敗中、相変わらずパッとしない試合が続いているスワローズだが、ここ最近は点も取れないという絶望的な域に突入しつつある
個々で見ると好成績の打者もいるのだが、打線が繋がらない。あと一本が出ない。日替わりで打順を入れ替えたりして打開策を模索するも一向にハマらず
ズブズブの素人意見だが、打順の入れ替えよりは1~2軍の野手入れ替えを活発的に行った方が良いように思えるのだが・・・。他球団と比較しても野手の入れ替えが少ない(消極的)印象を受ける(今年に限らず)
監督のお気に入りだか分からないが、結果を残せない選手を1軍に置き続けてもねぇ・・・。日本ハムのように1~2軍の昇降格を積極的に行った方が選手の意識やモチベーションが上がるような気がするのだが・・・
脳内でぼやき続けながら今日も神宮球場に行く
本日は『神宮からあげ祭』という企画が行われており、日本全国のからあげ店が神宮球場に出店
普段神宮球場で食べ物を買うことは滅多に無いのだが(重度な低所得おじさんなため)、つい先日行われた京都競馬・平安S(5月18日)で万馬券が的中(3連複388.3倍)し、珍しくお金に余裕があるので、今日は調子ブッこいて『からあげ』を買うことにする
そして『からあげ』に合わせてレモンサワー入りの水筒も持参(写真参照)
ただ球場正面のメイン会場に行くと、どのからあげ店舗も長蛇の列ですぐに購入できそうもない。長時間並んでまで『からあげ』が食べたいかと言われるとそうでもない。どうしたものか・・・
一塁側の球場沿道にもからあげ店が出店しているのでそちらに向かってみる。同様に混雑しているようであれば『からあげ』は断念する
2店舗のからあげ店が出店しており、こちらは2~3人が並んでいる程度の短い列ですぐに購入できそう
「今がチャンス!」と思い、2店舗のうちの『ボンズハウス』という店の列に並ぶ
ちなみに何故『ボンズハウス』を選んだかというと、もう一方の店舗の看板にデカデカと『梅からあげ』と書いてあり、わたくし恥ずかしながら梅が苦手なもので、選択肢的にそうなった訳である(看板をよく見ると梅からあげ以外も販売しているみたいだったが)
メニューを見ると『塩麹』と『韓国風ハニーマスタード』と書いてある
(韓国風???)
普段100円前後の総菜パンばかり食べている貧乏人なため、流行りの食べ物には縁がなく、『韓国風』がどういう味のからあげなのかよく分からず…
ただハニーマスタード味は好きなので『韓国風』の方を購入してみる
外野指定席に座って韓国風ハニーマスタードからあげ(700円)をいただく
からあげの個数は3個と値段の割には少ないが1個あたりの大きさがデカい
結局食べてみてもどの辺りが『韓国風』なのかは分からなかったが(今思うとヤンニョムチキン的な味なのかも)、からあげはジューシーで柔らかく、齧ると軟骨のコリコリ食感も若干あって美味しかった
そして持参した水筒のレモンサワーを体に流し込む
昇天なひと時であった
さて試合の方は、初回からベイスターズに点を取られ、からあげレモンサワーで得た昇天気分が一気に醒める
スワローズ先発高橋奎二は2軍再調整を経ての登板だったが、相変わらずの制球難で調子も良化しているようには見えず…。最後は佐野にぶつけて5回途中で降板(4失点)、内容もそうだが三振0ってのが物足りなさ過ぎる
それにしてもいつまで経っても高橋奎二の調子が上がってこない・・・
21年日本シリーズの完封、22年夏場までの好投、あれはまぐれだったんだろうか・・・。ひょっとしたら今の姿が現状の実力なのかも・・・。これだけ長きにわたり不調が続くとそう思えてしまう
打線の方も相変わらず湿り気味で、3回裏に1アウト2・1塁のチャンスを作るも長岡ゲッツーで得点ならず。3回表に守備で好プレーが続いたので、良い流れがスワローズにやって来るかと思ったのだが好機を掴み切れず…
逆にピンチを切り抜けたベイスターズが流れを掴み、4~5回と得点を重ね、スワローズを突き放す(ヤ0ー4横)
「4点差はきついだぁ・・・」
苦い顔を浮かべながら水筒のレモンサワーを飲み続ける
ベイスターズ先発は石田健太、前回対戦では打ち崩しており、今日は勝てるチャンス大と見込んでいたのだが点取れず…
昨年オフ、スワローズはFA宣言をした石田投手を獲得しようとしたが、散々返事を待たされた末に断られた。ただ個人的には、高額年俸を払ってまで獲得するほどの投手か?と思っていたので、獲得できなかったことは何とも思っていなかったのだが
良い投手じゃねえか・・・
スーパー苦い顔を浮かべながら水筒のレモンサワーを飲み続ける
退屈な試合展開となったので、気分展開にニッポン放送ショウアップナイター(同試合放送)をイヤホンで聴きながら試合観戦する(上級者スタイル)
解説は前田幸長さんでポップな口調ながらも「なるほど」と思わす解説が多く、退屈な試合に面白さを与えてくれた
ラジオを聴きながら試合を見つめる
「大西は色んな場面で投げさせられて偉いよ・・・」
「サンタナのバッティングは夢があるよ」
「レモンサワー飲み過ぎた、しょんべんしてぇ・・・」
ほろ酔い気分でブツブツ言いながら、試合は終盤戦へ
7回裏、村上・サンタナ連続本塁打で2点差(ヤ2ー4横)、好投を続けていた石田を引きずり降ろす
6~7回と回跨ぎで無失点好投した大西がスワローズに良い流れを引き寄せたと言っていい
そして8回表は山本が三者凡退に抑える
「こりゃ完全にスワローズの流れだわ…」
そして時は来た・・・
8回裏、村上のタイムリーで1点差に迫ると、続くサンタナが死球
2アウト満塁!
バッターオスナ!!
ベイスターズピッチャー伊勢はボール先行で苦しいピッチング
『ボール!!』
カウント3-1
オスナは伊勢の投球が見えている。そして次のストライクを取りに来た甘い球を仕留める。あるいは乱れたボールを見逃して押し出し同点
これが打点王争いをしているオスナの真骨頂
「あれ???」
思ってたやつと全然違う・・・
試合終了 ヤ3ー5横
オスナは3-1から手を出し一塁ファールフライ、そして9回表に木澤が打たれてとどめを刺される…
試合前に韓国風からあげを食べながらレモンサワーを飲んだ瞬間が本日のピークで、試合が始まると下り坂であった
「あと一本が出ればなぁ・・・」
行きも帰りもぼやき、レモンサワーで得た尿意を抱えながらトボトボと帰っていくのであった
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