2024.8.14 東京ヤクルト×中日 神宮球場



7月30日~8月1日(バンテリンD)のドラゴンズとの5~6位直接対決3連戦

完封負け
完封負け
逆転サヨナラ負け

怒りを通り越して笑ってしまうぐらいの見事な負けっぷりの3連敗に、『ヤり返さない』まま2024年シーズンが終わると確信する

今年の開幕戦観戦ブログでは「Aクラスを狙える」と分析込みの文章を書いたのだが、蓋を開けてみると昨シーズン(2023年)と全く同じ展開に・・・

今読み返すと恥ずかしい恥ずかしい・・・

複数の怪我人が出たとは言え、成績を浮上させるだけの投手陣の成長・新戦力は無く、打撃陣も個人成績を見れば優秀だが、打線の繋がり、あるいは肝心な場面での一打が欠乏していた。これらは昨シーズンも一緒のことなのだが・・・

8月に入ってもスワローズは浮上する様子はなく、最下位を驀進中

「まぁ最下位になっても、今秋のドラフト会議では2巡目の指名順番が早くなるので、いい選手を獲得してもらいましょう」

気持ちをポジティブな方へと切り替えていたのだが・・・

順位表を見ると5位ドラゴンズとのゲーム差は1.0しかないのである

(そんなことないだろう???ドラゴンズは直線対決で3連勝したんだから、もっとゲーム差が離れているはず・・・)

要するにドラゴンズもスワローズ同様に弱いのである。ご丁寧にもスワローズのスローな歩調に寄り添ってくれている

この光景、昨年と全く一緒である。つば九郎&ドアラ同様に仲がよろしいようで・・・

そんなドラゴンズとの試合を観戦する





千駄ヶ谷駅の改札を出てからメガネを自宅に忘れたことに気づく。普段は裸眼で生活をしているので、野球観戦や競馬場に行く時しか鞄の中に入れないので、たまにやってしまうのだ

10年以上視力検査をしていないので、現状の視力がどんなものなのか把握していないが、どうやら10年前の視力(0.7前後の乱視)をキープしているようで、目をスーパー細めてピントを合わせることで何とか乗り切れた

想定外の『視力キープ』に、何だか『老い』に勝ったような気分になり、ややぼやけ気味の視界ながらも、気分良く試合を観戦することができた

ただメガネを忘れる行為自体が『老い』なのだが・・・





本日の試合は『つば九郎DAY 2024』(つば九郎30周年ANNIVERSARY)ということで、試合終了後にはドアラとの記念イベント(筆談トークショー)も行われる

さらに来場者につば九郎フェイスマグネットが配布(上写真参照)

メモ用紙に「メガネ忘れるな」と書いて、冷蔵庫にこのマグネットを使って貼り付けようかと思います





さて試合は、1回裏にサンタナのライト前タイムリーでスワローズ先制(ヤ1ー0中)

1軍復帰後も好調をキープ、反対方向を意識したバッティングが高打率につながっており、この日も3安打の活躍で、うち2本はライト方向へのヒット
来日4年目で更に日本野球に順応して頼もしい存在である

CS争いを諦めた私にとって、残りのシーズンの楽しみは、サンタナの首位打者争いぐらいしかないので、何とかタイトルを・・・


そしてスワローズ先発サイスニードも毎度ランナーを出しながらも踏ん張るピッチングで奮闘している。今シーズンはパッとしない登板が多いが、たまに好投しても後続投手が打たれてしまう勝ち運の無さ

現在、5回まで投げて石川昂弥のソロホームランの1失点投球(ヤ1ー1中)

画面越しでも真面目さが伝わってくるので、今日こそは彼に勝ち星を付けてあげたい・・・





その思いに応えてくれたのがオスナ、5回裏に3ランホームランを放ち、スワローズ勝ち越し

サンタナが配球を読み切った引っ張りヒット
村上が威圧感の四球
オスナがパワーの一発

日本球界最高峰のクリーンナップ、惚れ惚れしちゃう

でも最下位なのは何故なんだろう?





答えは、現代野球は『打撃力より投手力』だからである

飛ばないボール使用(事実かは不明だが)、あるいは投手にとって有利に働くデータ解析が増えたことで投高打低になった現状では、点がなかなか取れない
そんな中で投手戦力が弱いチームは低迷する(素人じじいの勝手な解釈で正しいものではございません)

「リリーフが崩れる。またこの負け方かよ・・・」

8回表、3番手登板の木澤が崩れてドラゴンズ逆転

勝利投手の権利を持っていたサイスニードからまたしても勝ち星が逃げて行ってしまった。可哀想に・・・

木澤くんも球は強いのだが、制球力がもう少し向上しないとねぇ・・・。あとは決め球、中日・木下に逆転タイムリーを打たれた場面も2球で追い込んだのだが、そこから打ち取れず粘られてやられてしまう

まだ若いので伸びしろに期待して、来年進化してもらいましょう・・・





上の写真のようにスワローズ(つば九郎)がドラゴンズ(ドアラ)を追っかける展開、8回裏のスワローズの攻撃もあっさり2アウトになり、9回裏はライデル・マルティネスが投げることを考えると、スワローズの敗戦が目前に見えてきた

ぼちぼち帰ることを頭に入れながら野球を眺めていると、山田が2アウトから四球で出塁、バッターは8番岩田がそのまま打席に・・・

「代打じゃないのかよ?」

2点のビハインドで一発出れば同点の場面、低打率で単打しか期待ができない岩田よりは、川端・内山辺りを代打で使った方がいいような・・・





岩田選手、大変失礼なことを言って申し訳ございませんでした!

まさかの同点2ランホームラン、かつプロ入り第1号

対戦相手の藤嶋も良い投手、打ち取られるのが順当な予想で、良くて単打のヒットが出ればと思って観ていたのだが・・・

単勝万馬券の馬が1着になるぐらいの想定外の結果に、喜びを通り越してびっくらこく・・・

ただ岩田選手、素晴らしかったです・・・





試合は延長戦突入、今年観戦11試合で4度目の延長戦である。毎度21時には試合が終わりますようにと願いながら観戦しているのだが・・・

呪われてるのかな・・・

時刻は21時30分を過ぎており、帰りが遅くなりそうである
ちなみに試合終了後にグラウンド内で行われるつば九郎・ドアラの30周年記念イベントは、22時を過ぎても試合が終了していない場合は開催中止になる

密かに楽しみにしていたので、何とか10回で勝敗が決まってほしい!


10回表裏 両チーム得点無し


ここで22時を過ぎてイベント中止確定、あっさり夢破れる

「ハァ・・・、なげえだ・・・」





試合は11回裏に村上のサヨナラタイムリーでスワローズが勝利

左の齋藤から鋭い打球を弾き返した村神様も素晴らしかったが、先頭岩田が三塁線上に落ちるポテンヒットを放ち、快足を飛ばして二塁打にしたのがそれ以上に素晴らしかった

今度は打つんじゃないかとちゃんと思いながら岩田さんを見させていただきました!

ねちっこいバッティング、お見事でした





試合後のイベントは中止になったが、つば九郎&ドアラが軽トラに乗ってグラウンド内を1周

それを最後まで見届けたら時刻は23時

帰るのしんどい・・・



2024年スワローズ戦観戦成績11戦5勝6敗



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