北海道&東日本パス一人旅2019 7日目① 上田城・真田巡り 信州から峠を越えて上州へ
※書いているのは2026年ですが、2019年の話です。これまでの話はこちら

2019年8月27日(火)
一人旅7日目の朝は、7時30分起床予定だったが、6時頃には着替えを済ませ、覇気のない表情で淡々と荷造りを始める
というのも、昨晩はアルコールの力を借りても、余り眠れなかったからである
前回のブログにも書いたが、宿泊したビジネスホテル(長野県上田市)の全客室の空調が故障して使えないということで、暑さを回避するために、窓を開けて眠りに就いたのだが・・・
室内に信濃の蚊が夜間侵攻、執拗な羽音攻撃や足の小指への奇襲刺しなど、上田の名将・真田幸村ばりの巧妙な策で攻め込まれ、余り眠れなかったという訳である
起床後、蚊に刺された箇所を確認してみると、腕がモーグルスキーコースのようにボコボコになっており、足の小指も赤く腫れあがっていた
腕は日頃から刺され慣れているので、ある程度の痒みは耐えられたのだが、標的になることが少ない足の小指は、刺された瞬間に不快感で目が覚める
その後、全身に響き渡る痒み・軽痺れが、眠気をすっ飛ばしたのである
「一番脆いところを突いてくる。この地は、蚊まで真田兵法が浸透しているということか・・・」
敵ながら上田の蚊に感服しながら、8時30分にホテルをチェックアウトする

東京を出発して、東北・信越と巡ってきた長旅も、この日が最終日である
午前中は上田を巡り、その後は東へ進み、今晩には東京に帰るというスケジュールである
これから向かうのが上田城、真田氏の居城である
小生、日本史(特に幕末・戦国)が吉野家のハムエッグ牛小鉢定食と同じぐらい大好きで、NHK大河ドラマは、興味がないテーマ(主人公)含めて毎年観ている
その中で近年ハマった大河ドラマが、堺雅人さん演じる真田信繁(幸村)を主人公とした『真田丸』(2016年)である
放送同年の夏に行なった青春18きっぷ一人旅では、ドラマの影響をまんまと受けて、和歌山県の九度山・真田ミュージアム、そして真田父子が幽閉された屋敷跡地の善名称院(真田庵)も訪れた
そして今回の旅では上田城、昨晩の宿泊地を北海道&東日本パス(JR線普通列車のみ乗車可)では行けない上田(しなの鉄道)にわざわざしたのも、真田巡りが理由であった



ホテルから上田城まで徒歩10分超、8時30分の上田城櫓開門時間に合わせて歩き出し、9時前には到着する
平日の朝ということで、上田城跡公園は人が疎らで静か
混み出す前に敷地内を簡単に一周した後に、入場券(500円)を買って、上田城櫓に入る
ちなみに、上田城は天守が存在せず、櫓がメインの見どころとなっている


櫓内の急な木造階段を上り下りしながら、展示物を知ったかぶり表情を浮かべながら観賞
別室の展示スペースには、真田の歴史を紹介するビデオが流れており、上映時間18分という長さにも躊躇せず、モニター前の椅子に座って、最初から最後までガッツリと観る
私が椅子に着席した時点で、他の観賞客は0人
途中から人が増えるかと思い、予め端の席に座って構えていたのだが、結局最後まで一人っきりの観賞会であった
途中、何人か室内にやってきたが、ビデオには目もくれず、スルーしていく人が大半
ひょっとしたら、椅子に座っている私の姿を見て、「とんでもねぇヤベぇ奴が座ってる・・・。こわいこわいこわい」と思われて、誰も近づいてこなかっただけかもしれないが・・・
何はともあれ、「私はビデオをスルーせず、しっかり観て学びましたよ!」と施設関係者に無言のアピールをしながら、上田城櫓を後にする


上田城櫓の窓口で購入したチケットが、上田市立博物館との共通券(500円)だったので、上田城跡公園内にある博物館も見学させていただく
展示物を知識人ぶった表情(エセ)で見ながら館内を巡り、とあるスペースにたどり着くと、またしてもビデオ上映がされているではないか・・・
遠目から映像を眺めると、先程上田城櫓で観たものと大差ない内容のようである
これまでの一人旅で、日本全国様々な博物館・記念館・資料館を巡ってきたが、こういったビデオ上映は、施設関係の方の想いを踏まえて、スルーせずに観るよう心掛けているが・・・
「すみません・・・、二度目はちょっと・・・」
施設関係の方に無言の謝罪をしながら、上田市立博物館を後にするのであった

上田城巡りを終えて、10時過ぎに上田駅へ
これから乗車する『しなの鉄道』は、北海道&東日本パスは使えないので、券売機で下車する終点・軽井沢までの切符(870円)を購入する
電車の時間まで少々あったので、駅構内のお土産屋を覗く
長野県に行った時に買う土産は一択

長野名物のお菓子『雷鳥の里』である
このブログで『雷鳥の里』が登場するのは何度目になるだろうか・・・
毎回ブログを御覧いただいている方は、「またかよ・・・」と思われるかもしれませんので、「私と雷鳥の里」の説明は省略させていただきますが(過去のブログに何度か書いております)
一言で表すなら「ハイパー好き」ということである
お土産屋入店直後に雷鳥の里販売コーナーをマーキング
ベテラン低所得者なので、値段が一番安い少数個のもの(袋入り)を買うことが多いのだが、今回は背伸びして箱購入する
長旅でお金を浪費し、かつ2日前には新潟競馬場で負けているにもかかわらず・・・
旅最終日ということで、打ち上げ気分で浮かれていたんだろうなぁ・・・
浮かれモードはまだ続き、別の店で長野名物『おやき』(あんこ味)も購入
朝から何も食べていなかったので、2~3個買うことも考えたが、自身が負け犬低所得者であることを思い出し、1個購入に止める。ここで浮かれモードは沈静化する
糞どうでもいい話をひとつ
おやきの味と言えば『野沢菜』がポピュラーかと思いますが、恥ずかしながら野沢菜が余り得意ではないので、おやきを買う時は『あんこ』か『かぼちゃ』になってしまうのです
糞どうでもいい話、以上です!編集長!!
気温30度の蒸し暑い上田駅ホームで、熱々のおやきを汗かきながら一気に頬張り、電車に乗り込む
上田 10:31発 しなの鉄道
軽井沢 11:17着
「ウソだろ・・・」

電車が軽井沢駅に入線し、自動ドアが開いた瞬間
そこは別世界であった・・・
「涼しっ!!!」
気温18~20度、50分前に汗だるまとなりながら『おやき』を食べていた上田駅ホームとは、気温が10度ぐらい違う・・・
日本有数の避暑地である軽井沢
小学校の修学旅行と中学1年の時に行った林間学校が軽井沢だったので、涼しいことは想定内だったが、想像を遥かに超える涼しさであった。むしろ肌寒い・・・
「そりゃ成金どもは、軽井沢に別荘買うわな・・・」
全盛期の加勢大周さんぐらい爽やかな気候に驚愕しながら、軽井沢駅前のバス停へ向かう

しなの鉄道、以前はJR信越本線だったが、1997年長野新幹線開通に伴い、第三セクター鉄道に経営分離
それに合わせて、軽井沢~横川間が廃線となり、鈍行列車では、軽井沢駅から群馬方面へは行けなくなってしまった
新幹線に乗れば、高崎(3,000円弱)まで素早く行けるが、負け犬低所得者は、先程の雷鳥の里箱買い&おやきで、全パワーを使い果たしたため、余力無し
という訳で、バスに乗り換えて群馬方面へ向かう
横川駅行きのバスは、JRが運行しているので、北海道&東日本パスを提示すれば乗車できるかと思ったが、対象外ということで運賃510円を払って、バスに乗車する
車内は混雑しておらず、2人掛けの窓側の席に座り、碓氷峠の車窓を眺めながら、のんびりと過ごす
軽井沢駅 11:25発 JRバス
横川駅 11:59着

「暑っ!!!!」
横川駅に到着し、バスを降りた瞬間、気温30度の蒸し暑さが、上田駅ホーム以来のお出迎え
標高1100mの軽井沢から碓氷峠を下りて、再び現実世界へ
全身に湧き上がるヌルべと汗と共に、重い足取りで今回の旅最後の観光地へと向かう
※皆様のご支援お待ちしております

