2023.3.31 東京ヤクルト×広島神宮球場

2021年はまさか優勝するとは…と思い、2022年はまさか二連覇するとは…と思った。そしてリーグ三連覇がかかる2023年

さすがに三連覇はきついでしょうよ…

私の本心である。ただ21～22年も開幕前は「今シーズンはきつい」と思っていて、結果的にチームはいい意味で期待を裏切ってくれた

「今年も優勝してくれるのではないか…」と心のどこかで期待をしている自分もいるのだが、素人ながらにチーム分析をしても、昨年からの戦力の上積みが余り無く、今年は厳しいように見える。他チームが戦力アップ（阪神・DeNA）している印象があるので余計にそう思えてしまう

野手陣は大きな選手補強は無く、塩見・サンタナ・山崎が調整遅れ、山田・村上もＷＢＣ出場の消耗が気になる。投手陣は相変わらずの層が薄い先発陣、そしてマクガフの代わりに誰がクローザーをやるのか？

プラス要素が全く無いわけではない。新外国人ピーターズ、ドラ１ルーキー吉村がＯＰ戦の内容が良く、両投手が先発ローテで回ってくれたらかなり大きい。ただシーズンに入って同様の活躍ができるかどうか…

色々と糞素人のじじいが好き勝手ブツブツ言っておりますが、私としては結果何位になろうとも、今年もスワローズを応援していく所存でございます

千駄ヶ谷駅から国立競技場の真横を通って神宮に向かうのがいつものルーティン。球場到着直前にスマートフォンでチケット購入画面を表示させる（ＱＲコードチケット）

「あれ？ＱＲコードが表示されてねえだ…」

いつものようにスワローズＣＲＥＷ会員のページに飛ぶもＱＲコードが表示されたページが見つからない

「ひょっとして紙チケットで購入してたか…」

じじいになったせいか最近物忘れが酷く、やっちまったかと思ったが、チケット発売日の朝にネットでＱＲチケットを選択して購入した記憶がハッキリとある

まさかの球場前で足止め。テンパりながらスマホ画面をスケベ動画を見ている時ぐらい集中して見つめ操作する。そしてスワチケホームページの方でようやくＱＲコード画面を発見

「昨年までと表示場所が変わってわかりにくい…」

何はともあれ無事に球場に入れることに安堵、いつものライト側の外野安席に着席

しかし！！安堵して気が緩んだせいか、来場ポイント（ＣＲＥＷポイント）を付けるのを忘れる。そのことに気づいたのが試合終了して帰る寸前の時、その頃にはポイント付与はすでに終了していた

老化がひでえだ…

神宮球場は芝生を張り替えて三沢光晴のタイツばりの濃い緑で綺麗である

色のことで言えば、カープのビジターユニフォームが同色過ぎて背番号＆ネームが非常に見にくいのだが…。これは球団の発注ミスとかではないよな…

いや…、ひょっとしたらこれは相手チームを撹乱させる新井監督の作戦なのかもしれない…。今打順は秋山だが、実は同じ左の松山がこっそり打席に入っているとか…

くだらない話はこのぐらいにしておいて…

１回裏に村上が２ランホームランを打ってスワローズ先制（ヤ２－０広）

ＷＢＣ後はＯＰ戦に出場せず、ぶっつけ本番で開幕戦を迎えたが、シーズン初打席でいきなり打つんだもんなぁ…

今年も神様なんだろうなぁ…

１番に抜擢された濱田も反対方向に軽打のヒット、これもナイスバッティングであった。２～３年足踏みをしている印象だが、スイングが強く長打を期待できる好素材。あとは守備力と好不調の波が小さくなれば、塩見並みの数字を残せるはず

６回裏にはオスナが二番手河野からソロホームランを打って追加点。ベースをちゃんと踏んでおります（ヤ３－０広）

６回表に新井監督が２回以降は立ち直って好投していた広島先発大瀬良に代打を出して、投手を替えてくれたのが非常に助かった

あとはスワローズ先発小川に頑張ってもらって…

そのライアン小川は２～４回まで三者凡退で抑え好発進。カープ打線が簡単に打ち上げてくれるのもアシストしてくれている

７回無失点で代打を送られて交代。今日のライアンは力でねじ伏せていたし、今年は昨年以上にデキが良さそうで期待できますよ…。15勝…、いや、11勝７敗で全然いいんでお願いしますだ…

さて問題はここからどういった継投で投手を繋ぐか…

ブルペンでは星と清水が準備をしており、結局８回は清水が登板

ここ数年の実績＆活躍から清水をクローザーに抜擢するのではないかと思っていたが、これまで同様８回での登板。三者凡退で見事なピッチング

８回裏スワローズの攻撃中、ブルペンは星と田口が準備

その間に中村のスクイズで４－０となり、セーブシチュエーションでは無くなった時点で星一人が肩を作り

９回は星知弥

「おい、何があったんだ？本当に星なのか？」と思うぐらい、昨年までの星とは別人のような剛速球＆落差の大きいフォークをＯＰ戦で投げて、開幕１軍を勝ち取った

初球いきなり154キロ

「こりゃ本物だ…」

フォークもよく落ちている

一人目センターフライ
二人目見逃し三振
三人目154キロストレート空振り三振

試合終了（ヤ４ー０広）

ドラフト１位で期待されて入ったが、先発では結果が出ず、近年は２軍暮らしが長く、たまに１軍昇格しても敗戦処理中心の登板

変貌のきっかけは何だったのだろうか…。それとも短いイニングで全力投球するスタイルが最初から彼に合っていたのか…

この２日後には見事な足技を見せて４年ぶりの勝ち投手に

星知弥伝説の始まりだ