青春18きっぷ一人旅2018 6日目③ 鶴丸城から城山を上って下って西郷拝み

※書いているのは2024年ですが、2018年の話です。これまでの話はこちら





2018年8月29日(水)


照国神社から10分ほど歩いて鶴丸城へ

鶴丸城跡を見物するつもりだったが、改修工事が行われていて近くでは見れず…。先程のとんかつ屋休業日の件(詳細はこちら)といい、今日は流れが悪い・・・

仕方がないので敷地内の入れるところだけウロチョロと歩き回る





天璋院篤姫像を発見、近いづいて写真を撮ろうかと思ったのだが、目の前にカラーコーンが2つ置かれており、バーには『立入禁止』と書かれている

(立入禁止って書かれてるけど、それにしてはカラーコーンの数が少なすぎないか?バーの幅も中途半端だし…)

中途半端なカラーコーンの置かれ方なので、注意書きに気づかず間近で見ている人もいたのだが、『立入禁止』に従ってカラーコーンの外側から篤姫像を眺める

私は働きもせずに公営ギャンブルばかりやっているゴミ人間ですが、ルールは守る男なのです





鶴丸城を見た後は同敷地内にある『鹿児島県歴史・美術センター 黎明館』を見物するつもりだったが、時間が大分押していたので行くのを取り止め、路線バスに乗って次の目的地に向かってしまう


薩摩義士碑前 13:46発 カゴシマシティビュー
城山     13:54着


※バスは『市電・市バス・シティビュー一日乗車券』(600円)を使用して乗車

※上写真はバス停の目の前にあった薩摩義士碑





城山下車

西南戦争最後の激戦地となった場所で、西郷隆盛関連の史跡もあり、私のような幕末好きにとっては興奮ハァハァ的なたまらない名所である

城山バス停は山頂付近(標高107mの低山)にあり、まずは展望台から景色を眺めることにする

「ぬはっ!?」





「スーパーナイスじゃねえか・・・」

鹿児島市街地を一望できて、錦江湾の先には桜島が勇ましくそびえ立つ

そして晴天が景色の迫力を倍増させ、うっとりと眺め続けてしまうほどの美しさであった

景色は抜群で文句無し、ただ糞暑いのである・・・

周辺を見渡すと自販機を発見、基本的に値段が100円でないと自販機で飲料を購入しないケチ人間なのだが

「おぉ・・・」

何と値段が100円である

「西郷さん、この晴天と100円の自販機値段設定に感謝申し上げます」

天の西郷さんに感謝をお伝えして、自販機で購入したペプシゼロコーラ(ロング缶)を飲みながら、バスの時間までひたすら景色を眺める


城山    14:24発 カゴシマシティビュー
西郷洞窟前 14:26着





バスは1駅で下車、西郷洞窟前バス停の正面に早速洞窟あり

西南戦争末期、西郷隆盛が城山に立て籠った時に過ごしたと言われる『西郷隆盛洞窟』(西郷洞窟)である。ちなみに洞窟と言っても1~2人が入れる程度の広さである

この場所で最後の最後まで信念を貫き通し、薩摩軍の指揮をとり続け散った西郷さん

私も西郷さんのように己の信念を貫き通す強い心の主でありたい・・・。競馬では世間の人気(オッズ)や新聞の印に惑わされ、本命馬がブレることばかり・・・

「西郷さん、これからは自分が一番良いと思った馬をブレずに買い続けようと思います」

誰もいない洞窟の中に西郷さんの魂を感じながら心に誓う

そして強い信念を持ちながら臨んだ翌週の競馬

札幌2歳S はずれ
小倉2歳S はずれ
新潟記念 はずれ

信念の問題じゃねえな・・・





西郷洞窟を見終えたが、次のバスが到着するまで少々時間がある

次に向かうのが城山下にある『西郷隆盛終焉の地』

スマートフォンの地図アプリで場所を確認すると、歩けない距離でもなさそうなので、バスを待たず徒歩で向かうことにする

歩くこと10分





殆どが下り坂だったので苦労することなく到着、場所は城山に向かう時に乗車した薩摩義士碑前バス停の近くであった

『西郷隆盛終焉の地』には立派な石碑が建てられていたのだが、すぐ側に建てられている立派なマンションの方に目が行ってしまう・・・

(高級そうなマンションだなぁ、こんな間近に・・・)

これにて城山巡りは終了、最後に石碑に向かって手を合わせる

「この晴天と100円の自販機価格設定に感謝申し上げます」

西郷さんに再び感謝をお伝えして城山下山





歩いて城山を下山したこともあり、押していたタイムスケジュールもリカバー。むしろ時間に余裕ができたので、バスに乗って急遽『西郷南洲顕彰館』に行くことにする


薩摩義士碑前   14:46発 カゴシマシティビュー 
西郷南洲顕彰館前 15:06着


こちらは西郷隆盛を主に明治維新の先覚者たちの功績を伝える資料館で、隣接する南洲墓地(南洲公園)には西南戦争で亡くなった志士たちの墓があり、その中には西郷隆盛の墓もある

まずは入館料160円(当時)を払って顕彰館を見学、冷房が効いて幸せな気分で歴史を学ばせていただく

そして南洲墓地へ向かう





西郷さんに触れ、西郷さんを拝み続けた一日だったが、最後は墓前で


「西郷さん、この晴天と100円の自販機値段設定に感謝申し上げます」



つづく



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