2022.10 秋の乗り放題パスで東京~阪神競馬場往復一人旅 1日目① 伊豆の国市の鎌倉殿の13人大河ドラマ館に寄り道
JRの普通列車のフリーパス切符で一番有名なものは『青春18きっぷ』だと思うが、それ以外にも同様なフリーパス切符がある
まずは『北海道&東日本パス』
こちらはJR北海道とJR東日本管内の普通列車が7日間連続で乗り放題というものである(乗車日は購入時に事前指定)
料金(11,330円)も青春18きっぷ(12,050円)より安く、東日本や東北・北海道を中心に旅するなら『北海道&東日本パス』を使った方がお得である
私も『北海道&東日本パス』を利用して2017年(旅ブログはこちら)と2019年に貧乏一人旅をしている
そしてもうひとつが上の写真の『秋の乗り放題パス』である
こちらは毎年10月14日の鉄道の日に合わせて発売される切符で、日本全国のJR線の快速・普通列車が3日間乗り放題というものである
料金は7,850円で利用期間は毎年大体10月1日~20日ぐらいまで
恥ずかしながら、この『秋の乗り放題パス』の存在を知ったのが2019年頃
低所得過ぎて新幹線・飛行機に乗って旅ができない下人の私はふと思った…
「この切符があれば、京都競馬場で行われるGⅠ秋華賞もしくは菊花賞を観に行けるな…」
病的なギャンブル心が疼き、2020年に京都競馬場旅打ち計画を立てたのだが、コロナにより計画が頓挫する
翌2021年改めて阪神競馬場旅打ち(京都競馬場改修工事により阪神競馬場開催)を計画するも、今度は指定席抽選落選(秋華賞当日)で行けず…
そして2022年、コロナも落ち着いてきて、私自身もJRAカード会員となりパワーアップし、地力で10月16日の秋華賞当日の阪神競馬場の指定席抽選当選
「時が来た!」
橋本真也ばりの熱いファイトをするために早速旅の計画を練る。10月15日に東京を出発して、観光をしつつ関西へ。翌16日は阪神競馬場で全集中。そして17日に観光をしながら東京へ帰る。こんな感じである
旅打ちは過去何度もしているが、一度も大勝ちをしたことがない
でもさぁ、確率的にそろそろ勝つ頃だと思うんだよ…
今回は夢見れるな…
2022年10月15日(土)
毎度旅前夜は興奮して眠れないのだが、2時間は臭い毛布に包まって目を瞑った
朝5時台に自宅を出発し、最寄駅から東京駅を目指す
『青春18きっぷ』は自動改札が使えず、いちいち有人改札窓口で切符を提示しないと出入りできないのだが、『秋の乗り放題パス』は自動改札でOK(北海道&東日本パスも自動改札OK)
「ハイパー楽だわぁ…」
快適に電車に乗り込み、東京駅で東海道本線に乗り換え、旅が始まる…
東京 6:30発 東海道本線
熱海 8:19着
熱海 8:23発 東海道本線
三島 8:36着
三島 8:47発 伊豆箱根鉄道駿豆線
韮山 9:06着
始発で東京を出発すれば、昼過ぎには関西に到着するのだが、それでは面白くないので寄り道をしながら関西を目指す
静岡県・三島駅で下車し、私鉄に乗り換えて韮山へ
伊豆の国市の鎌倉殿の13人大河ドラマ館を見物(入場料400円)
朝9時からのオープンでまた開始間もなかったが、すでにそこそこの人がいた
日本史が好きで大河ドラマは毎年何となく全話観てしまうのだが、大河ドラマ館(展)もこれまでに真田丸(九度山町)、西郷どん(鹿児島市)、青天を衝け(北区&深谷市)と何となく訪れている
今年の大河ドラマ館(鎌倉殿の13人)が鎌倉市と伊豆の国市の二か所で行われているということで、伊豆の国市の方が今回の旅の寄り道にちょうどいいと思い、今回に至ったわけである(ちなみに鎌倉市の大河ドラマ館の方は、22年11月に訪れる)
これまで行った大河ドラマ館と比較するとコンパクトサイズであったが、展示物・映像は見どころ満載。私はただの低所得ギャンブル狂のクズ野郎なのだが、「なるほどね…」などと知識人ぶって真面目な顔をして拝見させていただきました
館内に物産館的なものがあり、そこで『ちちもなか』(216円)というモナカアイスと、『大砲ロール』というロールケーキを購入。大砲ロールの方は、半額シールが貼ってあったので、低所得者の日頃の癖ですぐに手に取ってしまった(半額で100円)
電車の時間の関係上、少し巻き気味で40分程度で大河ドラマ館を後にし、韮山駅へ
三島行きの電車が来るまで少し時間があったので、韮山駅ホームで『ちちもなか』&『大砲ロール』をいただく
「えっ…」
『大砲ロール』のクリームが想像していた以上に美味しく濃厚で震える…
「これで半額はスーパー当たりだな…」
今回の旅、幸先のいいスタートが切れたかもしれない…
韮山 10:22発 伊豆箱根鉄道駿豆線
三島 10:40着
再び東海道本線に乗り込み、ひたすら西を目指す
※皆様のご支援お待ちしております