北海道&東日本パス一人旅2017 7日目 北海道から何故か栃木県へ
※書いているのは2023年ですが、2017年の話です。これまでの話はこちら

2017年8月30日(水)
北海道&東日本パスを使用し、鈍行列車に乗って東京を出発して7日目
そして北海道&東日本パスの有効期間は7日間(上の写真参照)
つまり本日が切符を使用できる最終日ということになる
今回の旅を計画する際、当初は東京~札幌を鈍行列車で往復することを考えていたのだが、札幌まで行くとなると7日間で往復するのはかなり厳しい上に、タイトな電車移動スケジュールとなり、道央観光(小樽・札幌など)する時間を作るのが難しくなる
北海道&東日本パスを2枚(1枚当時10,850円)買って14日間で旅をすれば、上記の問題点は解決されるのだが、ほぼフリーターの激暇芸人の私でも2週間も旅ができるほど暇ではない。それにこれ以上の長旅をするだけの銭も無い
色々と手段を考えた結果、帰りはLCC(格安航空会社)を利用することに決めた
旅出発1か月前に新千歳~成田のジェットスター便、7,820円のチケットをネット購入。もっと前に買っていれば、さらに安く買えたのだろうが、これでもANA・JALに比べれば十二分に安いと思うので良しとする
ちなみに、飛行機に乗るのは3~4年前に芸人の仕事(売れてる先輩のバーター営業)で金沢に行った時以来。人生を振り返ってもトータル数回(九州への修学旅行・親の田舎に帰省など)しか乗ったことがない
なので朝起きた時から、胸がドゥキドゥキである
新千歳空港12時35分発の便なので、ゆっくりと空港に向かってもよかったのだが、恥ずかしながら私、30代半ばにして今回が初めて一人で飛行機に乗るので、搭乗手続きなど全く把握をしていない
よって怖かったので少し早めに空港に向かうことにする
すすきの 9:23発 札幌市営地下鉄南北線
さっぽろ 9:27着
札幌 9:50発 JR快速エアポート96号
新千歳空港 10:27着

空港内はショッピングモールのようにでかく、戸惑いつつも不審者のようにキョロキョロしながら搭乗口を発見。これから飛行機に乗って行く人たちを不審者のようにじっと見つめ、搭乗までの流れをなんとなく把握する
さらにスマートフォンでジェットスターのホームページを見て、搭乗手続きを何度も何度も確認する
「これなら一人飛行機搭乗童貞を無事卒業できる…」
安堵したところで時刻は11時、時間ができたのでフードコードでメシを食べることにする


前日の夜、すすきので食べることが叶わなかった『ジンギスカン』を選択
松尾ジンギスカンのジンギスカン定食(1,000円)
羊肉も味付け(タレ)もうめえだ…
北海道の旅、最後に相応しい締めとなった

お土産屋でハイパーベタな北海道土産の『マルセイバターサンド』(650円)と『ロイズのチョコレート』(432円)を購入
お土産を人に渡すほどの心の余裕を持ち合わせてないので、全て自分用に買ったものである。というかお土産を渡すような友達がそもそもいないのだが…
そして北の大地を飛び立つ
新千歳空港 12:35発 ジェットスター
成田空港 14:20着
初めて一人で乗る飛行機に両乳首が隆起するほどの興奮&緊張状態。機内では頼んだ覚えは無かったが、CAさんからドリンクサービスを受ける
「じゃあ…オレンジジュースで…」
薄汚い男が可愛らしいドリンクを注文してしまったが、あれは無料サービスだったのだろうか?それとも間違えてドリンクサービス付きの航空券を買ってしまっていたということなのだろうか…
ていうか、何でオレンジジュースを選択したのだろうか…
14時20分到着予定だったが、15分早く成田に到着
僅か2時間弱で到着
ちなみに、今回の旅で鈍行列車で東京を出発して、札幌に到着したのが3日目の夜
こんなにあっという間に着くものか…
時間のギャップに一人震えながら、千葉県にワープする
さて、まだ昼過ぎである
北海道&東日本パスは本日いっぱいまで使えるわけで、このまま自宅に帰るのはもったいない
これからどこか行くなら、普段では行きにくいやや遠い場所(自宅から)がいいだろう
そこでふと思いついたのが、同期の元芸人O氏が住む栃木県に行って、コイツに無理やりメシを奢ってもらうというプランである。O氏は口車に乗せれば100%メシを奢ってくれるちょろい男なのである
早速連絡を取ってみると、今日は仕事が休みだというではないか
突撃するしかねえだ…
空港第2ビル 14:40発 JRエアポート成田
成田空港 14:42着
成田空港 14:58発 成田線快速
東京 16:30着
東京 16:49発 上野東京ライン
小山 18:10着

午前中は北海道にいたのに、何故栃木にいるのだろうか…
成田に着いた直後で興奮状態のまま勢いで電車に乗ったが、3時間以上の乗車時間で冷静に考えてみて、O氏にメシを奢ってもらうためだけに、わざわざ栃木まで行く必要はあったのだろうかと…
長旅の疲れで頭がイカれてたのかもしれない…

小山駅で100点満点中2点の笑顔で迎えるO氏(一般の方なので顔は彼のイメージカラーであるうんこ色で隠しております)
会うのは1か月半前にコイツの車で福島競馬場旅打ちに行っているので、久しぶりでも何でもない…
時間も余り無いので駅ビルの飲食店でとっとと奢らして帰ることにする


最初はうどん屋に入り、その隣りにあった餃子屋に梯子、全く遠慮せず注文してガッツリ食べる
宇都宮ではないが、やっぱり栃木に行ったら餃子が食べたくなる
会計は宣言通り、一銭も出しておりませんし、「ちょっと出すよ」的な素振りも一切見せておりません
そして小山駅前のドン・キホーテで栃木名物レモン牛乳を奢らし、とっとと帰る
小山 20:58発 湘南新宿ライン
新宿 22:23着
よくわからない旅最終日になってしまったが、無事に東京に帰還
たくさんの観光地を巡り、背伸びして数々の美味い郷土料理も食べた
ただ今回の旅でひとつ心残りは…
札幌競馬場で糞ほど負けたこと…
勝ってりゃ寿司もいけてたはずなんだよ…
カニも…
※皆様のご支援お待ちしております