2023.6.20 東京ヤクルト×東北楽天 神宮球場
チケット購入していた６月２日の東京ヤクルト×東北楽天（神宮）が雨天中止となり、その振替試合が６月20日に行われるということで、奮発して購入した約1,900円のスケジュール帳でその日の予定を確認してみると、観に行けるどころか６月20日含め大半のページが空欄だらけだったのでスケジュール帳を投げ捨てた
こんなにもスケジュールがスカスカなら、糞高いスケジュール帳を買わなくても100円ショップで売ってるやつ、いやＡ４用紙２枚で十分じゃねえか･･･と思いつつ、改めて６月20日の楽天戦を観に行くことにした
いつも座るライト側外野指定席を取るつもりでいたが、その日はCREW招待券ポイント（スワローズCREW会員特典）が通常の半分の0.5ポイントでチケット交換できるということを知り、招待券ポイントを使用して６月16日の東京ヤクルト×オリックス（神宮）観戦中に一塁側Ｓ２内野指定席を取る
急遽決定した平日の振替試合ということで席はガラガラ
15～20年前は巨人・阪神戦以外はこのぐらいの客数が普通（平日）だったので、当時を思い出して懐かしい気持ちになった。そう考えるとまだビジター球団ファンに頼っている部分はあるが、ヤクルト球団の営業努力で入場客数が増えたことを実感する
今日の席は伊藤忠ペアシートの一段後ろで、ネットが視界の邪魔にならないナイスな席。何より通路側の席だったのでとてつもない尿意が襲ってきたとしても、他のお客さんに気を使うことなく移動できるので楽である
そんな好条件が揃った席で試合を見つめる
さてスワローズは６連敗中で今日負けたら交流戦最下位確定、まぁ11位でも12位でも目糞鼻糞なので気にしていないのだが･･･
そんな試合の先発を任されたのが今季一軍初登板の金久保
2021年に頭角を現し、今後先発の一角として飛躍すると期待していたのだが、2022年は案外な成績で以降は伸び悩んでいる印象
報道だと今日の試合はブルペンデー（継投）で試合に臨むということらしいが、金久保くんにはスワローズ首脳陣を黙らすピッチングを見せて５回以上投げ切る活躍を･･･
期待したかったのだが、１回表先頭バッターにいきなりデッドボール
課題である制球力は相変わらずのようである･･･
何とか後続を抑え無失点で切り抜けたが、崩れるのは時間の問題のような･･･
ただ！！
オスナ３ラン、内山２ランで初回に一気に５点
こんなに序盤からガッツリ得点するなんて珍しい･･･。やればできるじゃねえか･･･
これなら金久保くんも楽に投げれるはず･･･と再期待したのだが、２～３回と先頭打者を四球で出し、引き続き締まらないピッチング
楽天打線の繋がりの悪さに助けられ、辛うじて無失点ピッチングを続けていたが４回で交代させられてしまった
ブルペンデーで当初の予定通りの交代だったかもしれないが、チャンスを掴み損ねてしまった印象である
素材は良いと思うんだけどねぇ･･･
結局彼は2023年シーズンの一軍登板はこの試合のみとなった。伸びしろはまだありそうな気はするのだが、やっぱコントロールだよなぁ･･･
現役ドラフトで放出して良い選手を獲得するという手も･･･
2024年はどうなるか
今日どうしたんだよ？と思うぐらい、珍しくバンバン点が入る
金久保くん同様に伸び悩んでいる楽天先発の藤平くんが悪すぎたというのもあるが、スワローズ打線が元気である
「これだけの大量リードならもう大丈夫だろう･･･」
この気の緩みがいけなかったのだろうか、私の尿道も緩み猛烈な尿意襲来
最初は座席で徹底抗戦する構えだったが、敵方の勢いは凄まじく、作戦変更を余儀なくされトイレに駆け込み尿意平定、通路側の席で助かりました
席に戻ろうとすると道中の飲食店の誘惑が･･･
低所得おじさんの為、普段球場で食べ物を買うことは余り無いのだが、スワローズ大量リードで気と尿道以外にも財布の紐も緩んだのか、売店で晩飯を買うことに決めた
目に留まった『豚煮込み丼』（850円）
値段が三桁で手頃、かつ米が食べたかったのでこれしかない！
店の列に並び、しばらくして自分の順番がやってくる
「ぬはっ！！？？？？」
レジカウンターのメニュー表を見ると『豚煮込み丼』の上に『売り切れ』シールが貼られてた･･･
「お待たせしました！いらっしゃいませ！」
（どうしよう･･･何食べよう･･･ハァハァハァ･･･）
「えっと･･･ハァハァハァ･･･」
その場のアドリブで『つばめカレー』（650円）を注文
これはこれでルーがしっかり濃くて、米も私好みの硬めに炊かれており美味しかった
スワローズ打線も私の晩飯チョイスも大当たりの一日であった
金久保交代後は継投で楽天打線を凌いでそのままスワローズ勝利
勝ち星は三番手登板で２イニング無失点の山本に付き、これがプロ初勝利となった
昨年トレードでロッテから加入、トレード相手の坂本はロッテでも活躍しているので負けずに今後も頑張ってほしい
打線では１番山崎が２安打２盗塁と頑張っていた。確実性といやらしさが特化してくれば２番として面白い存在になる。塩見山崎の１・２番がハマるようになれば再び強いスワローズが見れるかもしれない
楽天と尿意に打ち勝った私は、軽い足取りで帰るのであった
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