2023.11.3 幸運のピークが来たと確信し、ＪＢＣが行われる大井競馬場へ 前編
ダート競馬の祭典・ＪＢＣ、今年は大井競馬場で開催される
「近場だし指定席が取れるようなら行ってもいいかな･･･」ぐらいの軽いノリで指定席抽選に申し込む
ただＪＲＡカード会員的な優遇される特別会員でもないので、高確率で落選するだろうと抽選結果発表前から諦めており、気持ち的には自宅でＪＢＣをテレビ観戦＆馬券購入するつもりで想定をしていたのだが、あっさりと当選してしまう･･･
何故当選できたのだろうか？競争倍率は高いはずだと思うのだが･･･
普段から徳を積んでもいないし、運気が上がるような行いをした覚えもない･･･
「はっ！？」
ひょっとしたら負け人生41年目にして、私に『幸運のピーク』がようやくやってきたのかもしれない･･･
細木数子先生的な占い本を読んだことがないのでハッキリしたことは分からないが、私の直感が正しければ、今まさに人生における『幸運のピーク』がやってきている･･･
「競馬で勝って、ついに舟盛りの刺身を食べる夢が叶う時が来たか･･･」
勝利する自信が確信に変わり、松坂大輔投手の現役時代のマウンド姿のように威風堂々と品川駅から京浜急行に乗り込み、ＪＢＣが行われる大井競馬場に向かうのであった
大井競馬場に行くのは７年ぶり、ＪＢＣ現地観戦は2018年の京都競馬場開催以来となる
13時に競馬場到着、入場口で来場者に配布されたリストバンドとスクラッチくじを頂く
リストバンドはピンク色（８枠）、説明書きに「今日のラッキーカラーかも！？」と書いてはいるが、ダートスタートの外枠はどうだろうか･･･。よっぽど馬場の内側の砂が深くなっているとかなら好枠になるかもしれないが･･･
スクラッチくじの方は参加賞的なＣ賞わかめラーメン（エースコックのカップ麺）、幼少期の頃からエースコックのわかめラーメンの濃い色のスープは無敵だと思っており、私とってはありがたい当選商品であった
備え付けのコショウを入れると更にうめぇんだよ･･･
本日の購入レースは･･･
大井９Ｒ ＪＢＣレディスクラシック（JpnⅠ）
大井10Ｒ ＪＢＣスプリント（JpnⅠ）
門別11Ｒ ＪＢＣ２歳優駿（JpnⅢ）
大井11Ｒ ＪＢＣクラシック（JpnⅠ）
以上４レース
最初の購入レースの発走時刻まで２時間以上あるので、まずは場内を一通り散策する。ダート競馬の祭典だけあって大勢の人で賑わっており、特にスタンド内の移動は混雑していて大変であった
まずは間近でコースの馬場チェック。砂は直前に入れ替えており色は真っ白、かなり重たい砂となっておりＪＲＡ勢にとってはマイナス条件になるか･･･
コース視察後は競馬場グルメでも楽しもうかと思い、スタンド内外で飲食店を探す。ただどこの店舗も列を作って混雑しており、購入するまでに時間がかかりそうである
列が短くて比較的スムーズに購入できそうだったのが『マリトッツォ』を販売していたキッチンカー。ここ１～２年でブームとなっているスイーツ、甘党の私もパンにこんもり挟まった生クリームを見るたびにときめき、近所のローソンストア100で売っていたものを何度か購入したことがある
（１個500円かぁ･･･）
ただマリトッツォに500円も払ってまで食べたいかと言われると･･･
結局何も買わず指定席に向かうことにする
私が広尾のマンション暮らしとかなら値段に躊躇せず買っていたと思うのですが、ど貧乏クズ野郎なものですから･･･。すみません･･･
G-FRONT２階のヴィクトリーシート（2,000円）
最前列の席で最高に観やすいと思いきや、目の前の段差がそこまでないので、立ち見客に立たれると視界を遮られてしまう。映画館と一緒で最前列から何列か後ろの方が見やすいということであった
席は二人掛けで私が到着した時点では隣りはまだ来ていないようである。席幅がゆったりという感じでもなかったので、隣りに何時人が来てもいいように気を使いながら座っていたのだが、結局最後まで空席のままであった･･･
周りを見渡すとびっちり席が埋まっているのにここだけ空席･･･
このような現象、2023年９月７日の神宮球場でもあった
私の人を寄せつけない段違いな負のオーラに原因があるのであろうか･･･
最初の購入レース（大井９Ｒ）までまだまだ時間がある。席すぐ近くの売店を覗くと『当店一押し！オリジナルドッグ』（400円）に目を惹かれる
（価格も400円と手頃で一押しと言われちゃうと気になるじゃねえか･･･）
店に列ができており、購入するまで少々時間がかかりそうだったが、時間が余りまくっていたので列に並ぶことにする
10分ほど列に並び、私の順番に･･･
「当店一押し！オリジナルドッグお願いします」
「すみません、売り切れです」
「えっ！！！？？？？」
完全にオリジナルドッグ目当てで列に並んでいたので、想定外の出来事に動揺する
（せめて売り切れの貼り紙とか出してくれてたら･･･）
他に食べたいものは無かったが、列に並んだ10分間が無駄になってしまうような気がしたので何か注文することにする
カウンターのメニュー表を見ると『カレー』（450円）と書いているではないか
（良心的な価格で米も食べたかったのでちょうどよい）
「それじゃあカレーでお願いします」
「カレーも売り切れなんですよ」
「はぬっ！！！？？？」
後ろに並んでいる人をこれ以上待たすのも申し訳なかったので、結局とっさのアドリブで大して食べたくなかったがフランクフルト＆コロッケを購入する（計480円）
自席に戻り、フランクフルト用のケチャップ＆マスタードを手で開封する際、ケチャップをテーブルに思いっきりぶちまける･･･
今日はもうダメかもしれねえだ･･･
後編につづく
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