2023.12.23 寒さに耐えながら中山大障害 中山競馬場
昨年同様に年末の中山競馬場GⅠ三連戦の指定席抽選に申し込むも、有馬記念の日だけ落選してしまう(昨年は全て当選)
2022年春にJRAカード会員(先行抽選に申し込める)となり、高確率でGⅠ当日の指定席抽選を突破し続けてきたが、2023年秋辺りから流れが変わってきた。スプリンターズS(中山)・天皇賞秋(東京)は当選したものの、秋華賞(京都)・ジャパンカップ(東京)・有馬記念(中山)は落選、以前より当選率が落ちてきている
恐らく現行の指定席販売スタイルになってJRAカード会員が増加してきたことと、今年から東京・中山のスマートシートが改修工事により席幅が広くなり、それによって座席数が少なくなったことが当選しにくくなった原因となっているのかもしれない
あと考えられるのは、「うわぁ、コイツ競馬場来ては毎回負けてるのに懲りずにまた抽選に申し込んできてるよ・・・」と指定席抽選のサーバー管理をしている方に目を付けられ、「君は競馬場に来ないで、家でサザエさんを観ていた方が幸せになれるよ・・・」と思いやりの気持ちを持たれ、こういった抽選結果になっているのか、真偽は定かでないが・・・
ただ当選をさせていただいた日に関してはベストを尽くすしかない
今日も懲りずに中山大障害が行われる中山競馬場に向かうのである
本日の購入レースは
中山7R 2歳1勝クラス
中山10R 中山大障害(J・GⅠ)
阪神11R 阪神カップ(GⅡ)
以上、3レース
最初の購入レースの発走時刻(13時25分)に合わせて13時前に競馬場到着
いつもなら場内をふらついてから自席に向かうのだが、発走時刻も迫っていることもあり、席に直行する
真冬のスマートシート(屋外)は糞寒いので、予め股間にカイロを装着(陰部とへその中間地点に)するなどして防寒対策はバッチリしてきた
ちなみに股間カイロをすることにより、頻尿が緩和されるので、寒さ&しょんべん恐怖から身を守ってくれるのである(あくまでも個人的見解であって全く根拠はございませんのでご注意ください)
そんな股間ほっかほか真夏状態で中山7Rを迎える
中山7R 2歳1勝クラス ダ1200m
本命は3番人気ヒストリアイ
二走前のデビュー戦(中山)は軽いダートではあったが、同日古馬2勝クラスと同等のタイムで勝利、2着以下に破った馬もその後未勝利を勝ち上がっており、メンバーレベルも高い一戦であった
前走は初めての左回り(東京)に戸惑ったのか4角で膨らんでしまい後退(13着)、今回は再び中山に戻る
鞍上も減量騎手起用(1キロ減)で斤量面でも有利、今回初めてのブリンカー着用で、気の悪さが良い方に出れば勝ち負けになる
ヒストリアイ軸の3連複流し計4,000円購入
馬券は売場に行くのが面倒くさいので自席でネット購入
ヒストリアイ、スタートがイマイチで先行できず
この時点である程度覚悟を決める
「オワタね・・・」
外れた時のショックを最小限にしようと、まだレースが始まって15秒程度しか経っていなかったが、今のうちに「大丈夫、あと2レースあるから・・・」と自分で自分を励ましておく
ヒストリアイ 6着
はずれ
『備えあれば憂いなし』
ショックの予防線を張っていたおかげもあって、いつもより2割ほど馬券が外れた時の精神的ダメージが緩和
ヒストリアイは直線では脚を使っていたが、結果的にスタートの遅れが響いて上位争いに加われず。ブリンカー着用も裏目に出た感じか・・・
「終わったことは仕方がねえだ・・・。気持ちを切り替えて!!」
と行きたいところだったが、外が寒すぎて体力面のダメージが蓄積する
一旦暖房の効いたスタンド内に避難、やはり股間カイロ1個で真冬の寒さに対抗するのは難しかったか・・・。劉備軍3千(股間カイロ)の軍勢が曹操軍10万(真冬の寒さ)を蹴散らしたように上手くいくと思っていたのだが・・・(子供の頃に読んだ『横山光輝三国志』より)
「あったけぇだぁ~~~」
しばらく暖房の効いた場所で待機、寒さで硬直した筋肉を緩め、無料の温かいほうじ茶を飲んで体力を回復させる
平成・令和と時代を越えて『無料お茶コーナー』は私の一番の味方になってくれるのだ
中山大障害の本場馬入場が近づいてきたところで再び戦場に戻る
我が軍勢の立て直しに成功し、ここから反転攻勢が始まる
中山10R 中山大障害(J・GⅠ) 4100m
今年の中山GJ覇者イロゴトシが不在で混戦模様の今年の大障害、実績なら昨年の覇者ニシノデイジー(3番人気)だが、スタートが不安定でチグハグな競馬になることが多いので信頼を置けない。それに根本的には4000m級の距離は長いと思っているので本命にはしない
1番人気はマイネルグロン、前走はこのレース好相性の東京HJを快勝、今回のメンバーで最も勢いのある馬だが大障害コースは初めて。平地力なら今回のメンバーの中でもトップクラスだと思うが、人気ほど信頼できるかは微妙・・・
2番人気はジューンベロシティ、春の中山GJはバテた馬を交わすだけの6着だったが、道悪に苦しんで力を出し切れなかった印象。その後は東京・阪神と障害重賞を連勝、前走東京HJは4着に敗れたが、道中の位置が悪すぎて脚を余した負けなので度外視できる。地力はここでも足りると思っているが、今回は距離をこなせるかどうか・・・
どの馬も本命にしたいと思える決定打が無く、迷いに迷ったが・・・
ジューンベロシティを本命にする
今日の馬場コンディションは良、きれいな馬場なら中山GJの時より走れていいと判断
ジューンベロシティ軸の3連複流し&馬連流し&ワイド計5,000円購入
「えっ???」
ジューンベロシティ、まさかの序盤から逃げる形
「いやいやいや・・・、番手の方が良いでしょう・・・。前々で運んで最後まで距離持つかね???」
ハイパー不安な気持ちでレースを見つめていたが、直後にハナを他馬に譲り、その後は控えて中団辺りの位置で競馬をする
大竹柵も無事クリア、レースは中盤から最終3~4角の勝負どころへ
中団に控えたことで脚は溜まっている・・・
前走の控える競馬をしたことが生きて、ジューンはここから加速するはずなんだよ!!ジューンは!!!
勝負どころからビックリするぐらいジューンが加速しなかったので、早々に死んだ表情で最後の直線を眺めていた・・・
ジューンベロシティ 5着
はずれ
やはり距離が長かったし、序盤から前に出たのが余計だった・・・
「ハァ・・・」
競馬場に来てから、お金と臭いため息だけが出ていく
残すは阪神カップ、プラス収支に転じるというよりは少しでも負け額を減らして帰ることを目標にレース予想に取り組む
阪神11R 阪神カップ 芝1400m
本命は1番人気ママコチャ
前走スプリンターズSは早め先頭でそのまま押し切る強い競馬だったが、ベスト距離は芝1400mで今回の方が前走以上に競馬がしやすいはず
今日の阪神芝は前有利のトラックバイアス、前めの位置が取れる馬なので脚質的にも向きそう
ママコチャ軸の3連複流し&ワイド計4,000円購入
安心と信頼の川田さんなら大丈夫!!
コースの大型ビジョンでレースを見つめる
さすが川田さんだねぇ、スタートを見事に決めて先団後ろの好位置
「川田さんは仕事ができちゃうんだよ(笑)」
前半600m通過 33.1秒
「ダメだあああああ!!!!ペースが速すぎる!!!!川田さああああああああん!!!!」
ママコチャ 5着
はずれ
本日の収支 -13,000円
一日通してこんなに良いところが無いこともあるもんかね・・・
でも何故だろう・・・
こういう状況になると毎度良いものが食べたくなるのは・・・
『ランナーズハイ』ならぬ『マケーズハイ』である
別名『自棄糞』である
阪神カップ終了後にスタンド内に逃げ込み、お金が無いにも関わらず、宇奈ととで『うな丼』を食べる
真っ青な表情で感情も死んでいたが、ふっくらした鰻とタレがたっぷりかかったご飯の美味さは感じられた
うな丼を食べ終わるとベンチに座り、30分程度その場で固まる
そして電車賃を浮かすため、西船橋駅まで40分かけて歩いて帰る
やっぱり家でテレビを観ていた方が幸せだったのでしょうか?
※皆様のご支援お待ちしております